トラックの寿命はどれくらい?長く使うために抑えておきたいポイント

 

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トラックの寿命

 

■トラックの寿命の考え方

一般的に『寿命』と言えば時間を考えますが、トラックの場合、走行時間(=走行年数)は車種や使用用途によって様々です。

トラックの使い勝手でトラックの車体やエンジンにかかる負荷は様々なのです。

そのため、トラックの寿命は走行距離で考えることが一般的です。

ここに、走行時間(=走行年数)による寿命のデータがありますので、参考にして下さい。

 

国土交通省自動車局貨物課及び(社)全日本トラック協会で作成した資料『トラック輸送の実態に関する調査』よりお借りしているグラフです。

『平均的な車両の使用年数の構成比』※2011年(平成23年)作成資料

 

「営業所で使用している車両の平均使用年数」について質問しています。

全体では、「10年以上15年未満」が最も多く51.2%となっています。

ただ、このデータにはトラックの車種別(車両サイズ別)とはなっていません。

全体の平均値は10.8年であり、平均的な車両の使用年数(時間での寿命)は10年強と考えられます。

 

こちらも(社)全日本トラック協会が2010年に作成した平均車齢を年ごとに追ったグラフです。

この平均車齢とは人間の平均年齢と同じです。

トラックの平均車齢は年々伸びており2010年では大型・中型車10.34年、小型車9.21年になっています。

ここでも平均的な車両の使用年数(時間での寿命)は10年強と読み取れます。

そして、人間の平均寿命と同じである平均使用年数は2010年では中型・大型車14.87年、小型車11.92年となっています。

平均使用年数とは新規登録してから抹消登録(廃車時の手続きのことです。)するまでの平均年数です。

(全日本トラック協会資料:トラックの平均車齢と平均使用年数)をお借りしています。

 

二つのグラフを見ていただくと、小型トラックの時間的な寿命は10年、中型・大型トラックの時間的な寿命は15年を、目安とすることが出来ます。

そして、トラックの使用環境や日常のメンテナンスでその状況は変わります。

 

■走行距離別の平均寿命

トラックはその車種(車両サイズ)によって使われ方が違い、その違う使用の仕方、それぞれの荷重によってトラックの車体・足回り・エンジンへの負担・負荷は変わります。

その負担・負荷によってトラックの走行距離の平均寿命は変わります。

 

小型トラック

最大積載量3トン未満の小型トラックで平均的な走行距離は約20万kmが一般的なものとされています。

中型・大型と差が出るのは使用方法の違いです。

街中での小口配送に使用されることが多く、「アイドリングストップ」が叫ばれる環境重視の昨今、配送件数だけエンジンの始動と停止を行い、その分エンジンに負担をかけるからです。

 

中型トラック

最大積載量3トン以上6.5トン未満の中型トラックで平均的な走行距離は約40~50万kmが一般的なものとされています。

小型トラックより一度の走行距離は長く、重いものを運ぶのでその分、頑丈に設計されています。

エンジンの始動と停止な回数はその分減りますのでエンジンへの負担は減ります。

 

大型トラック

最大積載量6.5トン以上の大型トラックで平均的な走行距離は約70万kmが一般的なものとされています。

使用用途は長距離の高速道路を利用しての走行が中心になり、一定速度での走行、エンジンの始動と停止な回数は少なく負担はかなり少なくなります。

 

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普通車とトラックの平均寿命の違い

 

普通車とトラックの平均寿命の違いは一言で言えば、そのスケールメリットから出てくる差と言えます。

まずは、エンジンの大きさが違います。

大きなエンジンのトラックは低い回転数で走行時が可能で、しかも高速道路での長時間・長距離の低回転数の走行が可能です。

エンジンの負担は低く抑えられます。

業務に使用するトラックは一般の乗用車よりも頻繁に点検がされ、メンテナンスされます。

構造は乗用車よりシンプルでメンテナンスもしやすく作られています。

そしてもう一つの大きな違いはプロのドライバーがトラックの運転・日常管理をしていることです。

急ブレーキ・急発進や無理なトラックに負担をかける運転は行わず、毎日タイヤなどの足回りの点検から運転中のエンジン機器類の異音の発生などに注意を払っています。

およそ10万kmが平均寿命と言われる乗用車との違いが出てくるのは当然のことと思われます。

 

中古トラックの寿命

 

トラックにも法定で定められた耐用年数があります。

この耐用年数は過ぎてしまうとトラックに乗れなくなる寿命とは違います。

新車のトラックの耐用年数が決められており、同時に中古トラックも定められた計算式でその使用時点での耐用年数は算出されます。

新車の業務用トラックで3年から5年の耐用年数が一般的です。

中古のトラックの耐用年数は簡便法という計算式が用いられて最低でも2年を下回ることはありません。

トラックを大切にし、日常のメンテナンスを怠らなければ耐用年数以上に寿命を延すことが出来ます。

 

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トラックの寿命を延ばすために大切なポイント

 

■丁寧な運転を心がける

私達が日々自身の健康管理を行うのと同様です。

急発進・急ブレーキ・急ハンドルはトラックのエンジンや足回り、そして車体に大きな負担をかけます。

私たち自身の身体と同様に、優しく丁寧な運転を日々心がけることがトラックの健康維持となり寿命を延すことにつながります。

 

■過積載をしない

過積載をしない事、これも丁寧な運転と同様です。

過積載はエンジンに余計な負荷をかけ、足回りや車体に大きな負担をかけてしまいます。

出来る限り、7~8割の積載量に抑えることを心がけることがトラックの寿命を縮めないことにつながります。

 

■こまめなメンテナンスをする

日常のこまめなメンテナンスもトラックの寿命を延ばすために重要な事です。

 

冷却水

オーバーヒート発生の大きな原因の一つはこの冷却水の不足です。

オーバーヒートはエンジンに大きな負担を与えてしまうばかりか、走行不能となり廃車となる可能性まであります。

冷却水の定期的な点検・交換は必ず行って下さい。

 

エンジンオイル

トラックになくてはならないエンジンオイルです。

シリンダー・ピストン・その他の部品の潤滑作用・摩耗軽減作用・洗浄作用・冷却作用がエンジンオイルの大きな役目なのです。

そして劣化したオイルはエンジンに負担をかけて燃費を落とすばかりではなく、大切なエンジンを傷めてしまいます。

車検任せにせず、こまめなチェック、タイミング良い交換で経費節減にも役立ててください。

 

タイヤ

トラックで唯一道路面と接する、重要な部分です。

日々のタイヤの状態の点検を怠らず、適正な空気圧の維持、適正時期の交換は燃費向上につながるばかりか、車体やエンジンへの負担を減らし、交通事故の防止にもつながります。

トラックの寿命を延すことに役立つタイヤの日常管理です。

【参考】中古トラックの買取相場はこちら

 

トラックの買い替えのタイミング

 

■新車の寿命は7年が目安

トラック新車の寿命は7年が目安とお考え下さい。

それは7年を境にしてトラックに不具合が出て来るという意味ではありません。

トラックのフルモデルチェンジが約10年で行われるからです。

トラックも『型落ち』は高額査定の期待は出来ませんので、その前の買替がベストのタイミングになります。

しかしながら、必ずモデルチェンジしたばかりの新車を買えているとは限りませんので、このモデルチェンジの時期を意識して買替のタイミングを見計らうことは大切なこととなります。

 

■気をつけたい症状

日常のメンテナンスを行っていても経年劣化は免れることは出来ません。

エンジンの異音や異臭、ブレーキの効きの悪さ、クラッチの滑りや加速が悪いなど、走行中、異常を感じた際にはそれらの修理費を勘案し、買替との比較をお勧めします。

 

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まとめ

 

トラックの寿命は必ずやって来ます。

売却・買替のタイミングをつかまえ損ねると高額な買取価格を期待できないばかりか、そのまま維持すればメンテナンスに多くの費用が必要になる可能性が出てきます。

トラックの寿命の来る前に、良きパートナーとなるトラック買取業者とのお付き合いを是非とも始めてください。

トラックファイブは皆さまからの連絡をお待ちしております。

WEB問い合わせはこちら→(https://www.truck-five.com/mail/

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