大型トラックの種類を比較!人気の車種とメーカーをご紹介

大型トラックとは

日本の物流と運搬を支える数ある移送手段のうち、この狭い日本国土内においては鉄道、船舶を抜き、小回りが利き単体で移動できるトラックが主役と言っても過言ではありません。

このトラックの中で一番大きな規格、サイズとなるのが大型トラックです。

このトラックのサイズは大型・中型・小型と分類されています。
そして、このトラックのサイズは、国土交通省が定める道路運送車両法の保安基準での区分と、トラックメーカーが定めた区分の2つの分類方法で分けられています。

この大型トラックは様々な用途に対応しており、運ぶ目的によってさまざまな形のボディがあります。
平ボディ、バン、ウィングボディ、冷凍冷蔵車、幌ウィング、ダンプ、クレーン付きなどがあります。

メーカーや、メーカーにおける車種による個性もよく知りご自身の目的に最適の一台を選択してください。

 

≪大型トラックのサイズ≫

先に申し上げた通り、この大型トラックのサイズは国土交通省が定める道路運送車両法の保安基準での区分と、トラックメーカーが定めた区分の2つの分類で分けられています。(道路運送車両法の保安基準での区分)

同基準での区分は、最大積載量・車両総重量で区分されています。(トラックメーカーが定めた区分)

  ■寸法 全長:12m以内/全幅:2.5m以内/全高:3.8m以内

 ■車両総重量 11t以上 最大積載量  6.5 t以上

トラックメーカーが定めた区分は、トラックへの積載量が基準になっています。

大型トラックは10tトラックです。

ちなみに小型トラックが2t・3tトラック、中型トラックが4tトラックとしており、トラック業界ではこのトラックメーカーが定めた区分を使用しています。

 

≪大型トラックの運転に必要な運転免許≫

大型トラックの運転には大型免許が必要になります。

大型免許取得の受験資格として

■年齢が満21歳以上であること

■運転歴(普通免許MT、準中型免許、中型自動車免許、大型特殊自動車免許のいずれかの取得後期間)が3年以上あること

■視力が両眼で0.8以上、片眼で0.5以上あること

■深視力検査の平均誤差は2cm以内、赤・青・黄の色識別ができること

以上の条件さえ揃えば自動車教習所へ通うか、運転免許センターで試験を受けて合格すれば取得することが出来ます。

 


 

≪大型トラックをメーカー別に比較≫

日本国内の自動車メーカーの中で、トラックの製造・販売を行っている商用車両専門メーカーは日野自動車・いすゞ自動車・三菱ふそうバストラック・UDトラックスの4社です。

これらの4社が日本国内における4大トラックメーカーと呼ばれています。

そして各社は大型トラックを自社工場で製造しています。

 

この4大トラックメーカーの特徴をピックアップしてみました。

 

〇日野自動車


【正式名称】 日野自動車株式会社

【概要】 トヨタ自動車の連結子会社でトヨタグループ16社のうちの一つです。

日本におけるトラック・バス業界最大手の会社であり、日本における有名な企業城下町でもある東京都日野市に本社・本社工場を置きます。 

創業は1910年、東京瓦斯電気工業が今日の日野自動車の母体です。

東京瓦斯電気工業は明治、大正時代にかけてガス及び電気の器具を生産し日本のインフラ整備に普及に貢献しました。

その自動車部と自動車工業株式会社、共同国産自動車株式会社が合併してヂーゼル自動車工業(いすゞ自動車の前身)が設立されました。

そして、戦時下の国策で特殊車両製造部門が独立させられて日野自動車の前身となる日野製造所が設立され、九七式中戦車などの軍需車両の開発生産をしたのです。

いすゞと日野はもとは同じ会社だったのです。

【特徴】 戦時中の大型車両生産を強化することで伸びた日野自動車はそれまでに、航空機用国産エンジン「神風」なども生産しており、その頃から続く開

発・研究で培った技術を活かし、日野のエンジンを業界でもトップクラスの馬力と、故障の少ない大型トラックを育ててきました。

 

大型トラック

「トントン トントン 日野の2トン♪」のコマーシャルで小型トラックの有名な日野自動車ですが、大型トラックは『プロフィア』です。

プロフィアが搭載するハイブリッドシステムはAIが運行路の道路の勾配を先読みしシステムを作動させます。

勾配の多い日本の高速道路事情に着目し“大きな車重”を活用し“大きな運動エネルギー”を回収する、大型トラックでは世界初のハイブリッドシステムです。

そしてこのハイブリッドシステムにより大型バッテリー蓄えられた電力は冷凍冷蔵車にも活かされます。

 

〇いすゞ自動車


【正式名称】 いすゞ自動車株式会社

【概要】 IHI(旧石川島播磨重工業)の前身である東京石川島造船所の自動車事業として1916年にスタートしたトラック、バスの車両製造販売を行うメーカーです。
スタート後、イギリスのウーズレー社とライセンス提携を結び、自動車製造に進出、その後、ライセンス契約は解消して株式会社石川島自動車製作所となり、1937年には東京自動車工業株式会社(現在のいすゞ自動車(株)の前身)が創立されました。

【特徴】 ディーゼルエンジンでは定評のあるいすゞは、この先のカーボンニュートラルに向かって、令和に入ってから本田技術研究所と燃料電池(FC)をパワートレインに採用した大型トラックの共同研究契約を締結、2021年にはトヨタ自動車との資本・業務提携を再度行う発表し、日野自動車と電動化を進める計画をしています。

そして同年にUDトラックスの買収を完了しています。

大型トラック

いすゞの大型トラックは『ギガ』です。

『つかれない車』『ぶつからない車』『こわれない車』を目指す大型トラッです。

4バッグエアサスペンションや機械式フルオートマチックトランスミッション「スムーサーGx」、先進視覚サポート技術「VAT」の採用等などで、コスト低減や安全性向上に率先して対応しています。

ドライバーの健康、交通安全、企業の経営に優しい大型トラックであり、長い歴史と積み重ねた経験に裏付けされた物流の明日を担う大型トラックです。

 

〇三菱ふそうトラック・バス


【正式名称】 三菱ふそうトラック・バス株式会社

【概要】 2003年、三菱自動車工業株式会社から独立し、ドイツの大手自動車メーカー、ダイムラーの連結子会社となりました。

ドイツ系日本企業としては資本金、従業員数とも最大規模の、商用車(トラック・バス等)および産業用エンジンの製造会社です。

【特徴】 ダイムラーグループの一員としてその商用車部門を世界をエリア別に分けて、欧州エリアを中心にメルセデス・ベンツ社が活躍し、北米市場を中心にフレートライナーが活躍しています。

そして、日本、アジアを中心に中核を担うのが三菱ふそうトラック・バスです。

三菱ふそうトラック・バスは、ダイムラーの商用車部門の中で、主に小型トラックの開発を担い、2017年には世界で初めて電気小型トラックの発売を開始し、その技術は大型トラック開発に活かされています。

世界170以上の国々にトラックとバスの販売を行い、ダイムラー社の商用車部門で中心的な役割を担っています。

大型トラック

 三菱ふそうトラック・バスの大型トラックは『Super Great(スーパーグレート)』です。

最先端の高度運転支援技術であるアクティブ・ドライブ・アシスト2などを搭載して、ドライバーの運転操作をサポートして疲労軽減を実現するとともに、事故のリスクを低減させ高効率と安定稼働を目指して大型トラックとしての基本性能を磨きぬいた輸送ビジネスの次世代を切り拓くことを目指しています。

 

〇UDトラックス


【正式名称】 UDトラックス株式会社

【概要】 1950年民生産業株式会社の自動車部門が分社し、民生デイゼル工業株式会社と発足しました。

その後日産自動車株式会社が資本参画して日産ディーゼル工業株式会社と名称を変更しました。

2007年スウェーデンのボルボの傘下になり日産自動車との資本関係は消滅し、UDトラックス株式会社と社名変更しました。

そして、2019年にはいすゞ自動車と親会社ボルボ・グループの戦略的提携が発表され、UDトラックスはいすゞグループの傘下へ入りました。

【特徴】 旧会社名の『日産ディーゼル』や、旧会社名時代からUD(ユーディー)の呼称でで親しまれています。

このUD(ユーディー)はUDトラックスが製造したGM式の単流掃気方式2サイクルディーゼルエンジンUniflow Scavenging Diesel Engineの頭文字であり、現在では”Ultimate Dependability”(究極の信頼)の頭文字に由来するとしています。

大型トラック

UDトラックスの大型トラックはQuon(クオン)です。

『人を想い、先を駆ける』を合言葉にドライバーの安全を第一に考え、最新のステアリング支援機能である「UDアクティブステアリング」やDP(車線逸脱抑制機能)やLDWS(車線逸脱警報装置)、

トラフィックアイブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、ドライバーアラートサポート(ふらつき注意喚起装置)など、先端の安全システムを搭載してドライバーの疲労低減や運行の安全性向上を目指しています。

 

大型トラックの比較のまとめ

物流、建設作業、運搬、特殊作業で主役となる大型トラック、その種類にも平ボディ、バンボディ、ウイングボディ、冷凍冷蔵車から、ダンプ車、タンクローリー、バルク車、ミキサー車、塵芥車、トレーラーヘッド、トレーラーなどと多種に渡っており、世の中の必要に応じて、新しい作業に応じて開発され、変化していく大型トラックです。

ここにご紹介しました日本の4大大型トラックメーカーはそれぞれに長い歴史と十分な実績を持った会社です。


ここまでの日本を作り上げるための下支えをし、現在の日本を支え、これからの日本を作っていくために欠くことの出来ないメーカーであり、頼りになる大型トラックばかりです。

大型トラックにはそれぞれ個性とも言うべく特徴があり、ユーザーの利用目的や好みに合った1台が見つかるはずです。
優秀な日本の大型トラックたちを皆様に見つけていただき、そして最後まで活かし、活躍させるために当社は皆さまのお役に立てることと強い自信を持っています。

 

 

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