
日本の主なトラックメーカー7選! 特徴と代表車種、シェア率を紹介
トラックは、物流や建設、農業などさまざまな業界で欠かせない車両です。日本のトラックメーカーは、高い信頼性と先進技術で世界的に評価されており、国内市場を支えています。
今回の『豆知識』では、日本の主要なトラックメーカー7社(いすゞ自動車、日野自動車、トヨタ自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックス、日産自動車、マツダ)と海外の主要トラックメーカー5社を紹介します。
各社の特徴や代表車種、2025年時点のシェア率を詳しく解説します。業務に適したトラック選びやメーカーの違いの理解をする際に、お役に立てれば幸いです。
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目次

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トラックメーカーとは
トラックは、貨物や資材を運搬するための車両で、乗用車とは異なり高い積載能力と耐久性が求められます。一般的には、車体部分(シャーシ)と上物部分(ボディ)に分けられ、多くの場合、これらを異なるメーカーが製造しています。
シャーシはエンジンや運転席を含む基本構造を担い、上物は荷台や特殊装備(ダンプや冷蔵庫など)を指します。トラックメーカーとは、主にシャーシを製造する企業を指します。
一方、上物部分は架装メーカーが専門的に手がけ、用途に応じたカスタマイズを行います。この分業体制により、トラックは多様なニーズに対応可能です。日本のトラックメーカーは、厳しい環境規制や安全基準を満たす技術力を誇り、国内外で高い評価を受けています。メーカーの選択は、車両の性能やコスト、用途によるため、各車両の特徴を理解することが重要です。
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日本の主なトラックメーカー7社の特徴と代表車種
日本には7つの主要なトラックメーカーが存在し、それぞれ独自の技術と特徴を持っています。以下で、各社の概要と代表車種を紹介します。
1.いすゞ自動車
いすゞ自動車は、トラック製造で高いシェアを誇ります。特徴は、静かで環境に配慮したディーゼルエンジン技術と信頼性の高さです。長距離輸送から都市部配送まで幅広く対応し、ドライバーの快適性にも注力しています。
2025年5月新車登録台数47.8%とトップクラスです。小型トラックの販売台数では20年連続(2001年~2020年)で第1位となっています。
ボルボとの資本提携により、グローバルな技術革新も進んでいます。ボルボ子会社のUDトラックスを買収し、現在UDトラックスはいすゞグループ企業となっています。トヨタ自動車との資本・業務提携もしており、日本のトラック業界をけん引する企業です。
以下に代表車種を挙げます。
・ギガ
ギガは大型トラックで、長距離輸送に最適です。高いパワーと燃費効率を両立しながら、プリクラッシュブレーキや全車速ミリ波車間クルーズといった安全・運転支援技術が集結しています。ドライバーの疲労を軽減する広々としたハイルーフに、快適なキャビンが特徴です。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 大型 |
車両寸法 | 全長11.9m×全幅2.49m×全高3.7m |
荷台寸法 | 長さ9.1m×幅2.4m×高さ2.5m |
最大積載量 | 約14t |
・フォワード
フォワードは中型トラックで、運行形態に合わせた柔軟性が強みです。積載量と燃費のバランスが良く、都市部や中距離輸送に適しています。燃費性能・安全性能が高くエコカー減税にも対応しています。
2020年~2021年での車両総重量8~11tクラスの販売台数は国内代位1位です。(一般社団法人日本自動車販売協会連合会調べ)
項目 | 詳細 |
車両区分 | 中型 |
車両寸法 | 全長8.9m×全幅2.49m×全高3.2m |
荷台寸法 | 長さ6.5m×幅2.3m×高さ2.0m |
最大積載量 | 約7t |
・エルフ
エルフは小型トラックで、狭い路地や配送業務に適したコンパクトさが特徴です。低燃費と操作性を重視した設計です。
2023年にはフルモデルチェンジ(7代目)し、モダンな内装に刷新しました。ディーゼルとEVモデルを展開し、環境対応も強化している、堅牢性と汎用性で評価の高い小型トラックです。2025年時点では、現行の普通免許で運転が可能な、最大積載量2t未満、車両総重量3.5t未満の4ナンバー車である「エルフミオ」もラインナップに加わっています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.9m×全幅2.0m×全高2.8m |
荷台寸法 | 長さ4.0m×幅1.9m×高さ1.8m |
最大積載量 | 約3t |
2.日野自動車
日野自動車は、トヨタの連結子会社であり、トヨタグループ16社のうちの1社です。燃費性能と安全性を重視したトラック製造が特徴です。
1967年からトヨタとの業務提携は始まっており、トヨタが製造する乗用車や小型トラックとの住み分けによって、日野自動車は大型トラックやバスを中心に製造するようになっているようです。独自のクリーンディーゼルエンジンで環境負荷を低減し、長距離ドライバー向けの快適性を追求しています。
2025年5月新車登録台数25%で、安定した人気を誇ります。消防車や特殊車両への展開も強く、多様なニーズに応えています。以下に日野自動車の代表車種を挙げます。
・日野プロフィア
プロフィアは、燃費性能とパワフルで安定した走行を両立させた大型トラックです。安全機能はもとより、ラインナップも豊富で、どの車両も高機能シートといった機能的な内装など魅力にあふれたトラックです。長距離輸送に最適で、ドライバーにゆとりと安心感をもたらしてくれます。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 大型 |
車両寸法 | 全長11.8m×全幅2.5m×全高3.6m |
荷台寸法 | 長さ9.0m×幅2.4m×高さ2.4m |
最大積載量 | 約15t |
・日野レンジャー
レンジャーは中型トラックで、長年にわたって販売台数のトップシェアを誇るシリーズです。短距離から中距離、さまざまなニーズにこたえ幅広いバリエーションがそろい、海外でもその需要は高いです。
レンジャーは商用車両としての活躍のみならず、日野自動車創立50周年からダカールラリーに連続して参戦しており、そのベース車両としても知られています。1997年には日本車で唯一のカミオン部門総合優勝を果たし、『リトルモンスター』として世界のトラック業界に名を馳せています。軽量かつパワフルなエンジンが特徴で汎用性が高い中型トラックです。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 中型 |
車両寸法 | 全長8.8m×全幅2.5m×全高3.1m |
荷台寸法 | 長さ6.4m×幅2.3m×高さ2.0m |
最大積載量 | 約8t |
・日野デュトロ
日野のデュトロは「トントントン、ヒノノニトン」のCMでも知られている2tクラス、3tクラスの小型・中型トラックです。市街地を中心にラストワンマイルなどで活躍する小型トラックには安全が何よりも優先されます。運転のしやすさと安全を追求した特徴を持つ小型トラックです。
「日野デュトロZ EV」はカーボンニュートラルに対応したEVトラックとしての特徴ばかりでなく、ドライバー不足の社会も考慮した普通自動車免許対応の車両総重量3.5t未満のトラックです。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.8m×全幅2.0m×全高2.7m |
荷台寸法 | 長さ4.0m×幅1.9m×高さ1.7m |
最大積載量 | 約3.5t |
3.トヨタ自動車
トヨタ自動車は、言わずと知れた世界の自動車業界をけん引するメーカーです。乗用車ばかりかトラック分野でも馬力と安定感でその実力を発揮しています。かつては中型トラックの製造も行っていましたが、現在は小型トラックに注力しています。
トヨタの子会社である日野自動車との住み分けをし、中型・大型トラックの製造は日野自動車が中心に行っています。信頼性と安全装備が評価され、中古市場では需要の高いトラックを製造しています。以下に代表車種を挙げます。
・ダイナ ダンプ
ダイナの最大の特徴はトヨタと日野自動車の共同開発による高い信頼性と耐久性です。建設現場に適した耐久性が大きく評価されています。重い荷物を積載しても変形しにくい、高張力鋼板を使用した強固なフレームを採用しています。
建設現場でハードに働くダンプトラックとしてその能力を発揮するダイナです。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.1m×全幅1.9m×全高2.1m |
荷台寸法 | 長さ4.4m×幅1.9m×高さ1.2m |
最大積載量 | 約2t |
・ダイナ カーゴ
ダイナ カーゴは配送業務用に架装され、安定した積載力が特徴です。過酷な使用にも信頼性で応えるフレームは振動やノイズの発生を抑え、高いねじり剛性も維持し、ドライバーの疲労低減にも寄与します。
シングルキャブ車は前方にチルトアップできるキャブ機構を採用しており、 毎日行わなければならない始業点検やメンテナンス時においても、点検しやすい優れた機能性を発揮します。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.5m×全幅2.2m×全高3.1m |
荷台寸法 | 長さ4.5m×幅2.2m×高さ4.5m |
最大積載量 | 約2t |
4.三菱ふそうトラック・バス
創業以来90年以上にわたってトラック・バスを開発・販売してきた三菱ふそうトラック・バス株式会社は、世界最大級の商用車グループである独ダイムラーの一員となりました。
多様化する社会のニーズに応え新しい発想を行っていくためには国という小さな枠から飛び出していくのがこれからの社会でしょう。先進技術を導入したトラック製造が特徴で、省エネとパワーを両立したエンジンにより、長距離輸送に強みを発揮します。ドライバーたちから愛され続けてきた三菱ふそうのトラックは、日野自動車との経営統合によって上手に住み分けをしながら、さらに進化を続けることでしょう。
・スーパーグレート
三菱ふそうがフラッグシップと称する大型トラックのスーパーグレートは、日本が目標とするカーボンニュートラル達成に寄与できるように進化しました。
新開発の低燃費12.8Lエンジンや、空力特性を取り入れた設計によるスーパーハイルーフなどが高度な環境性能と経済性を実現しました。そして安全性を高めてドライバーからの厚い信頼を得ています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 大型 |
車両寸法 | 全長11.7m×全幅2.5m×全高3.6m |
荷台寸法 | 長さ9.0m×幅2.4m×高さ2.4m |
最大積載量 | 約14.5t |
・ファイター
1984年に登場した三菱ふそうの中型トラックのファイターは40年という長い歴史の間、ドライバー達に育てられ進化を続けてきました。積載力と操作性の高さが特徴です。
4気筒4V20エンジンと6気筒6M60エンジンから選択でき、このハイパワーがドライバーの人気にもなっています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 中型 |
車両寸法 | 全長8.7m×全幅2.5m×全高3.1m |
荷台寸法 | 長さ6.3m×幅2.3m×高さ2.0m |
最大積載量 | 約7.5t |
・キャンター
三菱ふそうトラック・バスが製造販売している小型トラックです。1963年に製造開始され、60年にわたってドライバーたちから愛されているトラックです。三菱ふそう初の小型トラックとして販売されました。
特徴としては視界が広く、運転操作が容易なキャブオーバー型であることです。小型トラックでありながら力強い走り、中型トラックにも劣らない積載量の多さも上げられます。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.7m×全幅2.0m×全高2.7m |
荷台寸法 | 長さ4.0m×幅1.9m×高さ1.7m |
最大積載量 | 約3t |
5.UDトラックス
UDトラックスのトラックの特徴は環境性能の高さにも関わらず、優れた馬力を持つ強力なエンジンです。世界初となった独自の尿素SCRシステム「ERENDS(フレンズ)」の開発、全車両に搭載しています。さらには、UDトラックスの内装は高級感を保ちながら、ドライバーが荷役作業のあと落ち着いて休憩や事務作業ができるクリーンなインテリアで仕上げています。
キャビン空間を最大限に活かして収納スペースを広げて、機器類やスイッチ類はドライバー目線での設計を行い最適位置に配置して、使い勝手を良くしています。現在はいすゞ自動車の完全子会社となり、安定した経営のもと、多くのドライバーに愛され続けています。
・Quon(クオン)
クオンは2004年からビッグサムの後継車として製造・販売されているUDトラックスを代表する大型トラックです。エンジンの強さ、その馬力、そしてクラッチの強さに定評があります。
安全・安心をドライバーに与えるディスクブレーキと流体式リターダー、パワーも兼ね備えた燃費性能、エアサスとフルデフロック機能による運転性能などのすべては大型トラックとしてのミッションを主体に考え抜かれています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 大型 |
車両寸法 | 全長11.6m×全幅2.5m×全高3.5m |
荷台寸法 | 長さ9.0m×幅2.4m×高さ2.4m |
最大積載量 | 約14t |
・Condor(コンドル)
コンドルは1975年に発売されています。日本で1955年頃から続いた高度経済成長期が1973年オイルショックで終焉を迎え、物流業界は燃料消費が少ない中型トラックの登場を待ち望んでいました。そのタイミングで初代コンドルは登場しました。
コンドルはUDトラックスが販売する中型および小型トラックで、積載力と安定性の高さが特徴です。2017年から、現在親会社になったいすゞ自動車から、OEM供給を受けて販売しています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 中型 |
車両寸法 | 全長8.6m×全幅2.5m×全高3.0m |
荷台寸法 | 長さ6.2m×幅2.3m×高さ2.0m |
最大積載量 | 約8t |
・Kazet(カゼット)
カゼットは小型トラックで、機動性が特徴です。加えて安全性能向上のために、先進運転支援システムである車線逸脱警報、ふらつき警報、先行車発信お知らせ機能、誤発車抑制機能、車間距離警報、プリクラッシュブレーキ(直進時)、ブラインドスポットモニターが標準装備されています。
新AMTとして9速デュアルクラッチトランスミッション「ISIM(アイシム)」を設定して運転性能・燃費性能向上にも努めています。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.6m×全幅2.0m×全高2.6m |
荷台寸法 | 長さ4.0m×幅1.9m×高さ1.7m |
最大積載量 | 約3.5t |
6.日産自動車
日産自動車は1933年設立、横浜市に本社を置きます。現在は乗用車を中心に製造・販売し、小型トラックのアトラスを販売しています。
自社生産をしていた時期もありましたが、これまでも三菱ふそうトラック・バスからのOEM供給を受け、現在はいすゞ自動車からのOEM供給を受けています。日産の筆頭株主であるルノーと三菱自動車工業の3社で「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成しています。
・アトラス
アトラスは40年の歴史の中でモデルチェンジを繰り返して、新免許区分や環境基準などのさまざまなニーズにも対応してきた小型トラックです。安全装備と燃費性能が評価される小型トラックで、軽量設計が強みです。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.5m×全幅2.0m×全高2.6m |
荷台寸法 | 長さ3.8m×幅1.9m×高さ1.7m |
最大積載量 | 約2.5t |
7.マツダ
マツダは1920年コルクを生産する東洋コルク株式会社として創業され、広島県安芸郡府中町に本社を置いています。2017年トヨタ自動車と業務提携を結び、トヨタがマツダの第2位の大株主となりました。
マツダは、乗用車が主軸ですが、ボンゴトラックでトラック市場に参入しました。現在では小・中型トラックのタイタンを販売しています。自社生産を中止して、いすゞ自動車からOEM供給を受けています。OEM供給でコスト効率を追求し、コンパクトさが特徴です。
シェア率は低く、2025年時点で明確なデータはありません。軽量設計と操作性が評価され、都市部で需要があります。以下に代表車種を挙げます。
・タイタン
タイタンは小型トラックで、機動性と経済性の高さが特徴です。安全性能の高さの充実が国から評価を受けて、「安全サポートカー」として国に認定されているトラックです。
最先端のハイパフォーマンスディーゼルエンジンと先進の安全技術が搭載された小型トラックです。
項目 | 詳細 |
車両区分 | 小型 |
車両寸法 | 全長6.4m×全幅2.0m×全高2.5m |
荷台寸法 | 長さ3.7m×幅1.9m×高さ1.6m |
最大積載量 | 約2.5t |
メーカー名 | 主な特徴 | 取扱車両 |
いすゞ自動車 | ・静かで環境に配慮したディーゼルエンジン技術と信頼性の高さ
・ドライバーの快適性 |
ギガ(大型)
フォワード(中型) エルフ(小型) |
日野自動車 | ・クリーンディーゼルエンジンによる環境負荷低減
・長距離ドライバー向けの快適性の追求 |
プロフィア(大型)
レンジャー(中型) デュトロ(小型) |
トヨタ自動車 | ・乗用車に劣らぬ馬力と安定感
・信頼性と安全装備の充実 |
ダイナ(小型) |
三菱ふそうトラック・バス | ・省エネとハイパワーを両立したエンジンによる長距離輸送への強み
・安全性の高さ |
スーパーグレート(大型)
ファイター(中型) キャンター(小型) |
UDトラックス | ・環境性能の高さにも関わらず、優れた馬力を持つ強力なエンジン
・高級感ある内装 |
クオン(大型)
コンドル(中型) カゼット(小型) |
日産自動車 | ・安全装備と燃費性能が評価
・軽量設計 |
アトラス(小型) |
マツダ | ・OEM供給によるコスト効率の追求
・軽量設計と操作性の高さ |
タイタン(小型) |
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日本のトラックメーカーのシェア率
日本のトラックメーカーのシェア率を2025年5月新車登録台数(メーカー別統計)から拾い上げてみました。
メーカー名 | シェア率(%) | 備考 |
いすゞ自動車 | 47.8 | 2025年5月登録 |
日野自動車 | 25.0 | 2025年5月登録 |
三菱ふそうトラック・バス | 19.1 | 2025年5月登録 |
UDトラックス | 8.1 | 2025年5月登録 |
トヨタ自動車 | ― | データ無し |
日産自動車 | ― | データ無し |
マツダ | ― | データ無し |
※一般社団法人日本自動車販売協会連合会 2025年5月新車登録台数(メーカー別統計)より(2025年6月5日)
https://www.jada.or.jp/files/libs/5743/202506031741361745.pdf
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海外の主要トラックメーカー
長い歴史と、広大な大陸を走り抜けてきた膨大な走行距離に基づくデータにより開発、進化してきた優秀な海外のトラックは、その有能さを狭い国土の日本では発揮できていません。メンテナンスを行うステーションがなかなか整備されないことも理由となって数が増えないようです。
ここでは海外の主要トラックメーカーを紹介します。その特徴と人気車種は知っておきたいものです。
・東風汽車(ドンファン)
東風汽車(ドンファン)は中国武漢の自動車メーカーです。世界市場では2020年に、それまで1位であったダイムラーを抜きトップに踊り出ました。上海汽車・第一汽車と並ぶ中国の三大国有自動車メーカーの1つです。
1969年、まだ設立して半世紀ほどの歴史の浅い企業ですが、東風汽車のラインナップは、乗用車・SUV・MPV・軽自動車・小型・中型・大型トラックなどすべて揃っています。代表車種は大型トラック「天龍」、中型トラック「天錦」です。
・ダイムラートラック
世界最大級の商用車製造会社の1つであるダイムラートラックホールディングスは、ドイツに本社を置き全世界35以上の主要拠点を持つ10万人以上の従業員がいる巨大企業です。自動車の歴史を作ってきたダイムラーとベンツの作り上げたトラックの代表車種がアクトロスとアロクスです。
ヨーロッパの広大な大陸を走るアクトロスとアロクスは最新の自動運転技術はもちろん、燃費改良技術を駆使して日本と桁の違う長距離輸送に貢献しています。
・タタ自動車
タタモーターズはインドのムンバイに本社を置く、世界一の人口を誇るインド最大の自動車メーカーです。世界シェアにおいては2020年に商用車部門で世界5位となったメーカーです。
イギリスのジャガーランドローバー、韓国のタタ大宇などを傘下に擁する巨大企業です。2022年排出ガス規制へ対応したディーゼルエンジンの改良を行い、インドの自動車業界をけん引しています。大型ダンプ「プリマ」、大型トラック「シグナ」、中型トラック「710 SK」などすべて2022年に改良されました。
・VOLVO(ボルボ)
VOLVO(ボルボ)は一時期(2016年)、ダイムラートラックに次ぐ世界第2位の座にいたグローバルのトラックメーカーです。本社はスウェーデン、2016年時点で従業員を世界に5万人以上抱えています。
日本国内においては、2007年日産ディーゼルを完全子会社にすることが決定し、2010年にはUDトラックスと社名を変更し日産の名を消して、VOLVOの子会社としています。代表車種は近距離~長距離まで最上級の運転環境で、安全なドライビングを約束する「ボルボFH」と、過酷な道路条件も強力なエンジンで走破するダンプの「ボルボFMX」です。
・SCANIA(スカニア)
SCANIA(スカニア)はスウェーデンに本社を置く大型車両の生産台数では世界トップクラスの自動車メーカーです。フォルクスワーゲングループ傘下であり、グループ内の商用車両を担当しているトレイトン社の子会社です。
1900年創業のSCANIAは、2009年にスカニアジャパン株式会社を設立しています。過去に日野自動車と業務提携を結んでトレーラーヘッドの共同開発を行い、「日野スカニア」として販売した経緯があります。現在日野自動車はトレイトンと戦略的提携を結んでいます。
SCANIAの代表車種は「SUPER」「Pシリーズ」「Gシリーズ」「Rシリーズ」「Sシリーズ」「V8」です。長距離走行でストレスを感じさせない驚くほど広いキャビン、先進の高性能な安全機能、優れた燃費性能がスカニアのトラックの特徴です。
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まとめ
日本国内、そして世界のトラックメーカーにはそれぞれに歴史があり、得意分野もそれぞれです。各社の特徴をよく把握してニーズに合ったトラックを選んでください。また、この先の国内メーカーの動向をよくつかんでください。提携などによってドライバーや事業主にメリットが生まれる可能性も出てくるでしょう。
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