4tトラックについて徹底解説!車種・車両寸法・荷台寸法・価格

 

はじめに

 

4tトラックは日本で目にするトラックにおいて一番台数の多いトラックです。

そして、一般的には4tトラックは中型トラックと呼ばれることが多いです。

この中型トラックの定義を国土交通省で所管する『道路運送車両法』では車両総重量7.5トン以上11トン未満、または最大積載量4.5トン以上6.5トン未満の自動車と定めています。

 

決められた車両総重量のなか、4トン程度の積載が可能な商用車両を『4tトラック』と呼んでいます。

この4tトラックが日本で一番台数が多いのはもちろん道路・交通環境など、日本の様々な環境にマッチしていることが要因としては大きいのでしょう。

 

他にも4tトラックが重宝されてきた理由はたくさんあったのだと思います。

運送業に一番利用される4tトラックですが、あらゆる業種の要求に応じてさまざまな4tトラックが活躍しています。

 

建設業界ではクレーンを搭載したユニック車、広くない建設現場での建設資機材の積み降ろしは4tトラックにクレーンが搭載されたユニック車は非常に便利で有能な力持ちです。

 

食品業界では冷凍装置・冷蔵装置を備えた4tトラックの冷凍車・冷蔵車は産地の食材を新鮮なまま日本全国の各地域で楽しむことを可能にしました。

大型トラックで大量に運ぶよりちょうど良い量を4tトラックの冷凍車・冷蔵車で運ぶ方が現実的です。

 

引越し業においては日本の家庭の平均人数を考えても4tトラックが一番使い易く、街中での積荷、荷下ろしには大型トラックは不向きです。

アルミバンボディで、リフト設備を装備した『道路運送車両法』の規定内の最大積載量を実現させた4tトラックが引越し業には一番向いていることでしょう。

 

私たちの生活になくてはならないエッセンシャルワークの一つである『廃棄物回収』を行うパッカー車は町々の隅々のゴミまで回収しなければなりません。

それを可能にするのは言うまでもなく日本の広くない道路事情に適応したパッカー設備を搭載した4tトラックなのです。

 

そんな多くの物理的な理由がありますが、もう一つ大きな理由はトラックを所有する購入費用と維持経費です。

日本の運送業者のほとんどは中小零細企業なのです。

中小企業基本法で規定される「資本金3億円以下又は従業員300人以下」の中小企業は一般貨物自動車運送事業者の実に99%以上に上るのです。

大型トラックは大企業である運送業者でなければ購入も維持もハードルが高いのです。

 

そして、日本の陸上輸送の9割をトラックが支えています。

そのトラックはサイズと積載量で大型トラック、中型トラック、小型トラックと呼称され、分けられています。

その中でも一番汎用性の高い中型トラック、4トントラックを皆さまはよくご理解されていると思いますがここで再度ご確認いただき、今後の事業運営の参考にしていただければ幸いです。

 

車種

 

小回りが利き、短距離から中距離の輸送に適した4tトラックです。

架装によってあらゆる車種に変化出来る4tトラックです。

TPOに応じて最適な車種の4tトラックをご利用いただけます。

そんな4tトラックの車種の一部と優秀な4tトラックを世に送り出している商用トラックメーカー4社をご紹介したいと思います。

 

【4tトラック車種】

 

 平ボディ

 

誰もがトラックと聞けば思い出す一番一般的な形状の架台を載せた車種のトラックです。

屋根が無く、荷台がフラットの貨物の積み下ろしのし易いトラックです。

荷台が軽いので『道路運送車両法』のルール内であれば、積載量を4t以上確保することも可能です。

4tトラックの平ボディは長距離を大型トラックで運ばれてきた中継地から積み替え、各地域への輸送も行う非常に汎用性の高いトラックです。

 

長距離・近距離の運送業のみならず、農業・林業・水産業での小運搬から建設業での資機材運搬までモノを運ぶと言えばこの『平ボディ』が定番の4tトラックです。

 

そして、用途によってアオリを選ぶこともできます。幌の有り、無しも自在です。荷台の高さは3種類選べ、高床タイプ・低床タイプ・全低床タイプとモノの積み込み方で選ぶことが可能です。

『平ボディ』はハードな使用に耐え、様々な使用方法に利用されている4tトラックの中でも最も活躍している車種のトラックです。

 

 アルミバン 

 

アルミ製の荷台を架装した箱型車種のトラックです。

風雨から荷物を守り、EC事業の発達で増え、この先まだ増えるであろう小口配送品をトラブルの無いようにバンの内部に収納して安全に運びます。

 

インターネットの個人への普及によって物流は様変わりしてきました。

インターネットによる個人の直接購買によって企業間での物の流れは企業から直接消費者のもとへ流れるようになりました。

少品種多量時代から多品種少量時代の到来です。

これによって『アルミバン』の価値は大きく上がってきています。

 

少品種多量であれば平ボディの荷台にフォークリフトで平積みをする単純な作業でしたが、多品種少量となるとそういうわけにはいきません。

小口配送のさまざまな形・大きさの荷物は積みにくさも配送中の荷崩れの心配もありますが、平ボディの荷台がアルミの荷室になることで運送業の最大のミッションである安全安心とともに、無事にお客様のもとに荷を届ける作業の精度を向上することが出来ました。

 

ただし、4tトラックのアルミバンは、アルミは鋼板の重量の1/3ではありますが、ボディの重量によって積載量は4t以下に減ってしまいますのでご注意ください。

 

 

ウイングボディ

 

アルミバンの進化系のスタイルの箱型車種のトラックです。

バンボディの両側を開くようにしたトラックです。

フォークリフトで横から直接荷物の積卸しが出来て作業効率は向上します。

4tトラックのウイングボディは、開いたときに鳥が翼を広げたような形状になるのでウイングボディと呼ばれています。

ウイングを格納すればアルミバンと変わらず積荷の汚れや濡れを防止し、荷崩れを起こすこともない機能的な荷室です。

 

気密性が高く、積荷を風雨にさらすことが無いので引越し業や各種製品の輸送、特に精密機器の輸送に多く活用されています。

現在では、冷蔵・冷凍機器や各付属機器機能の性能の向上によってウイングボディの冷蔵・冷凍車も活躍しています。

 

幌ウイング

荷台を幌でおおったウイング車です。

軽量素材である幌を使うことで通常のアルミウイング車より車両重量は軽くなり、その分貨物を積み込むことが出来る優れものです。

リフトを横付けして荷の積み降ろしの出来る優れものです。

4tトラックの積載量限度である6.5tを限りなく活かし、かつ貨物の保護を可能にする車種のトラックです。

 

 

ユニック車

 

4tトラックのキャブと荷台の間にクレーン装置の据え付けられたトラックを言います。

クレーン付きトラックの総称を『ユニック車』というのはクレーンメーカーの古河ユニック株式会社が日本で最初に製作したからそう呼ばれています。

 

資機材の小運搬に小回りの利く、その機動力と揚重力から建設現場内で使用されることが多いですが、建設業以外でも様々な物の運搬に活躍する車種です。

ピアノ運搬に専用の『ユニック車』がありピアノのデリケートさを損なうことなく水平移動させ運搬し、2階の部屋への搬入もします。

 

そして、平ボディにクレーンを搭載した『ユニック車』ばかりではありません。

その組み合わせでアルミブロックの『ユニック車』、ダブルキャブの『ユニック車』、ダンプの『ユニック車』などのさまざまな『ユニック車』があり、その用途によって活躍する現場は変わってきます。

 

 

冷凍車・冷蔵車

 

国産冷凍車第一号は第二次世界大戦後の福岡市で難産のすえに産声を上げています。

駐日米軍基地の福岡市内の駐在員家庭にミルク・パン・アイスクリームを配達して欲しいとのアメリカ軍の要請に大手運送会社は全てさじを投げました。

 

そんな中で福岡市の福岡運輸㈱がただ1社、手を挙げました。

会社を創立した女性社長は冷凍車の将来性を見込みアメリカ軍の中古トラック、冷凍庫を払い下げてもらい矢野特殊自動車と共に苦心して研究開発しました。

 

こんな経緯で低温・定温輸送が可能な現在に至っています。

新しいことのスタートにはかならず誰かが血のにじむような思い、苦労をしています

そして低温・定温輸送が当たり前になった現在、女性社長のにらんだ通り、『冷凍車・冷蔵車』は国内外での需要の高さにつながりました。

そんな4tトラックの冷凍車・冷蔵車は各地の海産・農産物の鮮度を落とすこと無く日本全国に配送をするようになりました。

 

現在では、冷凍車は低温冷凍車・中温冷凍車と世の中のニーズに応えてその車種は細分化されています。

冷蔵車は生鮮食料品以外にも薬品や化粧品、植物・精密機械などの定温輸送にも活用されています。

非常に有能な車種の4tトラックの冷凍車・冷蔵車です。

 

 

パッカー車

 

日本に住んでいれば誰でも必ず目にする『ゴミ収集車』、『清掃車』、『塵芥車』と呼ばれている 『パッカー車』がなければ私たちの衛生的な毎日の生活は成り立ちません。

そんな当たり前の日常を作ってくれているエッセンシャルワークに徹する車種の『パッカー車』に頭は下がるばかりです。

 

私たちの生活や経済活動における各家庭や各生産施設から排出される廃棄物は地方自治体ごともしくは広域での共有施設としての『清掃工場』で焼却処理されています。

環境問題が重視される現在の『清掃工場』は私たちに有害なガスや廃液など害を与えることは無く、むしろ余熱利用で温水施設や温浴施設などで地域に還元をするのが当たり前になっています。

 

しかし、『嫌悪施設』としてその設置場所に関しては誰もが自分の住む地域には迎えようとしません。

そしてどうしても遠隔地での設置となってしまうのです。

 

その遠隔地にある『清掃工場』へいかに効率よく大量の廃棄物を運搬するか、『パッカー車』がその実力を発揮するのです。

 

もちろん日本の『パッカー車』の性能。・耐久性は世界水準です。

4tトラックの『パッカー車』は廃棄物ばかりでなく造園業者によって街路樹の選定・伐採によって出た枝葉を走りながら回収するなどの他の用途でも使われています。

 

 

【4tトラックを生産する各メーカー】

 

◇三菱ふそうトラック・バス株式会社(ファイター)

 

2005年(平成17年)からダイムラー社の傘下のトラックメーカー三菱ふそうトラック・バス株式会社です。

ダイムラーグループの『情熱』『尊重』『誠実』『規律』という企業理念ののなか、三菱の技術の血を受け継ぎ優秀なトラック・バスを開発・生産してきています。

 

もとは旧三菱造船所からその技術を引き継ぎ生まれた『三菱ふそう』です。

この『ふそう』いうネーミングもこの旧三菱造船所(株)神戸造船所で1932年(昭和7年)に造られたガソリンバス第1号『ふそう』から由来しています。

 

ガソリンバス第1号『ふそう』開発から1世紀に近づく間、研究の積み重ね続けられた『三菱ふそう』のエンジンは振動・騒音が少なく、長距離向きでシートの座り心地も良く、多くのドライバー好評を得ています。

 

ドライバーの安全と快適を追求した4tトラックファイターはパワーのあるエンジンにも定評があり、建設工事で使われるダンプカーに多く利用されています。

高度な予防安全システムを搭載し、さらに、『人を基本とした快適な走り』と『新次元の効率性・経済性を追求』したこのファイターは4気筒エンジン搭載車と6気筒エンジン搭載車から選ぶことが出来る車種です。

運ぶことで、人をつなぐ、社会をつなぐ、そして未来をつなぐ。ロジスティクスの新しい時代を創り出すトラックメーカーです。

 

 

◇日野自動車(レンジャー)

 

日野自動車株式会社は1942年(昭和17年)に、その前身である「東京瓦斯(がす)電気工業株式会社」の自動車部門であった日野製造所が独立し、スタートしました。

現在はトヨタグループ傘下であり、日本のトラック・バス業界最大手のトラックメーカーです。

 

「トヨタ・ハイラックス」の開発では『日野自動車』が設計組み立てを行い、ランドクルーザープラド、トヨエースなどトヨタの自動車を製造し、関係する業界関係者のみならず一般消費者にもその技術力の高さを示しています。

 

自社が掲げる基本理念『もっとはたらくトラック・バス』『豊かで住みよい持続可能社会』に基づき隊列走行・ロードトレインによる高効率な大量輸送に向けて国内をリードし、トラックメーカー業界最大手としての大型自動車開発の技術力の高さで次世代へ向けて貢献しています。

 

4tトラックのなかで一番歴史を持っているレンジャーは性能・品質の高さに定評があり故障が少なく安定走行出来ると、日野自動車の技術力は高く評価されています。

『人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する』を掲げるトラックメーカー『日野自動車』です。

 

 

◇いすゞ自動車(フォワード)

 

日本で最古の自動車メーカーの「いすゞ自動車株式会社」通称『いすゞ』は、1916年(大正5年)の創業です。

国策による国内自動車製造の振興のため、当時の鉄道省の協力のもと始まった自動車開発の流れのなか、1934年(昭和9年)に商工省標準形式自動車を伊勢神宮の五十鈴川に因(ちな)んで「いすゞ」と命名し日本の世に送り出しました。

 

いすゞのホームページにある社長の言葉を見ると

『いすゞ自動車は商用車メーカーとして、小型はピックアップトラックから、大型は16リッターの大排気量エンジンを搭載したトラクタまで、幅広いラインナップの製品を世界150ヵ国以上の国々のお客様にお届けしています。また、ディーゼルエンジンを他社製車両や、産業用エンジンとしても供給するというユニークなポジションを確立しております。』とあります。

 

そして『物流・社会インフラ・エネルギーで持続的発展が可能な社会づくりに貢献します。』という単体でのトラックメーカーという枠を飛び越えてOEM供給という多様性へ対応しながらトラック業界全体の発展を視野に入れた企業としての動きを考えています。

 

いすゞのラインナップは小型トラックのエルフ、4tトラックのフォワード、そして、大型トラックのギガなどです。

品質・信頼性の高い、長い実績を積み重ねてきたディーゼルエンジンを搭載し、音や環境に配慮しながらパワフルで安定した性能を発揮できるトラックです。

 

2020年にはUDトラックスを傘下に納め、トラックメーカーの雄として業界を牽引する一社です。

『道を拓き、街を創り、人が暮らす』という『いすゞ』の言葉。

そして、その発展に必要不可欠なのは『運ぶ』力であり、商用車とディーゼルエンジンのプロフェッショナルとして最先端の『運ぶ』力で支える、といすゞは続けています。

中型トラックフォワードは中型トラックの事故実態を分析しての最適な装備を搭載しています。

そして、経済性と効率にこだわった燃費を実現するためにいすゞの粋を集めています。

そのイメージソング通り『いつまでもどこまでも♪』ドライバーに優しいいすゞです。

 

 

◇UDトラックス株式会社(コンドル)

 

もともとは日産の関連企業日産デイゼル工業はその前身の民生デイゼル工業時代にGMとライセンス契約を結んで日本で唯一の単流掃気方式2サイクルディーゼルエンジン(Uniflow Scavenging Diesel Engine)を日本の市場に出しました。

UDエンジンと呼ばれたその頭文字が社名の『UDトラックス』の成り立ちに由来します。

 

しかし生産終了した今は”Ultimate Dependability”(究極の信頼)に由来するとしています。

その究極の信頼は一旦はボルボの傘下になった後でも生き続け、終わりなき究極の信頼を目指しました。

そしてなお、大型トラックを専門に開発している『UDトラックス』は2020年(令和2年)、『いすゞ』に買収されました。

CASE時代到来に本格的に取り組むための各社の模索、『トラック戦国時代』に巻き込まれた形で『UDトラックス』は翻弄されています。

 

しかしながら、これで日本のトラックメーカーは大きく、いすゞ・UDトラックス連合、トヨタ自動車傘下の日野自動車、独ダイムラー傘下の三菱ふそうトラック・バスの3陣営に集約されることになりました。

 

4tトラックは『コンドル』大型トラックは『クオン』小型トラックは『カゼット』です。

エンジンとクラッチが強力であることが日産ディーゼル時代からよく知られています。

 

『ビジネスニーズに応える幅広い車種を取りそろえ、トラックに求められる燃費性能、安全性能、運転性能を確かなものにし、UDトラックスならではの万全のサポート体制が、より効率的な物流を実現』させることを目標に掲げてこの4tトラック『コンドル』を送り出しています。

 

 

車両寸法と荷台寸法

 

■4tトラックの車両寸法

ここでは4tトラックの車両寸法と重量、積載荷重および必要となる運転免許証を押さえておきたいと思います。

 

4tトラックの最大積載荷重と車両総重量

4tトラックの最大積載量は6.5t以内のトラックです。

そして車両総重量は5t以上11t以内です。

この車両総重量は乗車人員の体重まで含めての車両全体の重量です。

実際に許可された最大の人や荷物を積んで走る時の重量ということになります。

 

車両総重量=車両重量+乗車定員×55kg+最大積載量

 

上記の計算式で車両総重量は算出されますので、架装まで含めた車両重量で逆算すればその4tトラックの最大積載量は自ずと出てきます。

 

4tトラックの車両寸法(全長・全幅寸法)

全長  12.0m以内

全幅   2.5m以内

全高     3.8m以内

以上が4tトラックの車両寸法です。

 

■4tトラックに必要な免許証

 ここで簡単に4tトラックに必要な免許証の説明をさせていただきます。

4tトラックに必要な運転免許証は現行の中型免許以上が必要となります。

平成19年6月1日以前に普通免許を取得した方は自動的に中型(8t限定)免許証に切り替わり、車両総重量8t以内の中型トラック(これが一般的に言う4tトラックです)であるならば運転可能です。

 

そして、それ以降の中型免許取得の条件として、普通自動車免許または大型特殊自動車免許取得後に運転経験期間が2年経過していることが義務付けられています。

4tトラックを運転するためにはステップを一つ踏まなければならないようになりました。

 

 

■4tトラックの荷台寸法

この下に示す表が社団法人全国トラック協会がホームページに掲載している各トラックの荷台の長さと幅の目安です。

4tトラックにはサイズの種類がショートから超ロングまであります。長さは4メートル程度から倍の8.2メートル程度まで、幅は2.1メートル程度から2.3メートルほどです。

 

道路幅員は国土交通省管轄の『道路構造令』によって決まっています。

車線の幅員は、安全・円滑な自動車交通に大きな影響を与えます。

そのため、すれ違いや追い越しなどの交通実験を経て余裕幅をもって規定されており、幅員は一般国道、高速道路ともに1車線幅員が3.5メートル程度となっています。

 

建築基準法での道路幅は4.0メートル、そしてその幅員は1車線幅員ではなくて道路端から道路端の幅員となっています。

そしてその幅員の中には中央帯や植樹帯、路肩などを含めた道路を成す構造物の全体の幅を指す、と定義されています。

 

このようなルールがあるので4tトラックに限らず大型トラック、小型トラックにしてもその荷台寸法の幅は大きく変わることはないのです。

※公益社団法人全日本トラック協会ホームページ 『トラック早わかり』(9.一般的な荷台寸法)より転載

 

 

4tトラックの車両寸法・荷台寸法をはみ出す場合

この令和4年5月に上記における法改正がなされています。

道路交通法施行令第22条では、自動車の積載物の大きさや積載の方法について制限する「自動車の積載の制限」について下記のように規定されています。

 

警察庁において、自動車の積載物の長さ及び幅の制限等を改めることについて、後写鏡の効用等を失わせることなく、自動車の車体からはみ出して積載可能な長さ又は幅を確認するための走行実験を実施した結果、自動車の走行安定性等が確保されること、周囲の交通に与える影響がほとんどないこと等が確認された範囲内で、積載に関する制限を緩和した改正道路交通法施行令が令和4年1月6日に公布され、同年5月13日より施行されました。

 

※公益社団法人全日本トラック協会ホームページ 「自動車の積載の制限」に係る道路交通法施行令の一部改正についてより転載

 

4tトラックの車両寸法・荷台寸法は当然のことながら用途に合わせて規定内で変わり、架装によっても変わります。

必要な用途によって詳細な車両寸法・荷台寸法はメーカーの資料を参照、問い合わせをしてください。

 

 

価格

 

4tトラックの新車での価格は、商用車両であるトラックばかりではなく、軽自動車、普通自動車までのあらゆる自動車と同様に上昇傾向にあるとご理解ください。

 

世界を挙げての環境対策に当然ながらトラック業界も取り組んでおり、当然その研究開発費も新しく搭載される環境対策機器も新車両の価格に上乗せされてきます。

4tトラックの架装前出荷時の価格は1,000万円は見ておいた方が無難なようです。

そして架装にかかる費用が当然あります。

 

その高額な金額から、ならば中古車を購入しようかという考え方も間違いではないでしょう。

その時にはよく吟味してください。

 

事業計画において、購入した車両をどれだけ走らせるのか、用途は何に使うのか。

当然かかってくるメンテナンス費用を計上しなければなりません。中古車の価格の安さのメリットの裏側には新車の価格に含まれる定期点検の費用やメーカー保証の安心メリットなども合わせて比較するべきでしょう。

 

用途に合った気に入った中古4tトラックが見つかれば、新車より納期が早かったり当然のことながらきれいであったりとメリットがあるでしょうが、この比較はやはり具体的な数字で行ってみてください。

 

 

さいごに

 

現段階でこの先を見通せる人間はいないと思います。

カーボンニュートラル2050年に向けての国を挙げての変革は長いようで短い期間での動きです。

タイミングを間違えると1年で高かったものは安くなり、安かったものは高くなってしまうような現実に直面することがあるかも知れません。

 

現段階で新車両を定価で購入するのはいかがなものでしょうか。もしもいずれ使えなくなる車両であるならば賢明な投資にはなりません。

ただ、カーボンニュートラル達成年度の違う国での使用期間が残されて、必要とされるならば案外高い金額で買取り査定されるかも知れません。

よく国内の環境に対する動きを知り、海外に販路を持つトラック買取専門業者とお付き合いしてください。

最新の情報をつかむことが今後の会社の運営に大きくかかわる時代なのかも知れません。

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