高速道路3社 SA・PAの大型車駐車マスを600台分拡充

東日本高速道路(NEXCO東日本)、中日本高速道路(NEXCO中日本)、西日本高速道路(NEXCO西日本)の3社は4月28日、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)など休憩施設の駐車マスを2021年度に約600台分拡充する、と発表した。大型車の駐車マスは平日の夜間を中心に混雑している状況が続いており、3社は提供スペースを増やすことで、ユーザーの利便性向上を図る。

2020年度の駐車マスの拡充数(普通車マス数と兼用マスを含んだ大型車マス数の合計値)は約550台だった。中央道の「恵那峡サービスエリア」では、駐車区画の配置を変更するとともに兼用マスを増設し、大型車の駐車可能台数を1・4倍に増やした。また、山陽道「福山サービスエリア」では、園地部を大型車マスに変更し、大型車の駐車可能台数を1・2倍に引き上げたほか、今後はダブル連結トラックの専用駐車マスを9台新設する予定だという。東北道「長者原サービスエリア」では、平日と休日で車種別の利用実態が異なることから「平休運用切替マス」を設置し、平日は大型車が、休日は小型車が駐車できるよう運用ルールを見直した。

2021年度は、全国44カ所のサービスエリアとパーキングエリアに約600台分の駐車マスを新設する。ETCを活用して駐車場の車種別満空情報をリアルタイムで把握しドライバーに情報提供する取り組みを強化するとともに、駐車エリアの混雑緩和のため、深夜割引適用条件の見直しなどの議論も進めていくという。

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