三菱ふそう　より多く積める大型トラックの新モデルを追加

三菱ふそうトラック・バスは９月７日、大型トラック「スーパーグレート」シリーズに新機種を追加した、と発表した。より多くの荷物を積載できるショートキャブタイプに、総排気量１０・７リットルの「６Ｒ２０」型エンジンを搭載した新型モデルを市場に投入することで、積載率向上や環境負荷軽減などに対するユーザーニーズに応えていく。

新機種は２０２１年６月に販売を開始した新型「スーパーグレート」に追加設定するもので、フルキャブ仕様に比べ荷物を積載するスペースを広く確保できる。「スーパーグレート」シリーズには、総排気量７・７リットルの「６Ｓ１０」型エンジンを搭載するモデルも用意されているが、新機種には高出力でありながら低燃費を実現できる「６Ｒ２０」型エンジンを採用した。

ドライバー不足に直面しているトラック運送業界では、一度により多くの荷物を運べたり、ＣＯ２削減など環境に配慮した輸送を展開したりすることが求められている。
同社ではこうしたニーズへの対応策として新機種を追加。９月１日には富士運輸（本社・奈良市）に初号車２台を納車した。

富士運輸に納車した「スーパーグレート」の新機種

出典）三菱ふそうトラック・バスホームページ