トラックにドライブレコーダー(ドラレコ)を設置は義務?種類・機能・助成金も解説

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ドライブレコーダー(ドラレコ)とは?

ドラレコとは

ドライブレコーダー(ドラレコ)はすでに多くの方がご存じのように走行中や駐車中の映像記録を残す車載カメラです。

安全面・防犯面でドライバーやトラック事業者の身を守ってくれ、すでに日本の90%以上のトラックに装着されています。

事故に遭遇する確率が高いトラックにおいては、運行管理面での高い利便性と必要性に迫られたことが着装率の高さにつながっている理由でしょう。

 

取付位置

ドラレコの取付け位置には指定された場所があります。

運転の障害にならないことが一番でしょう。

取付け位置は国交省の保安基準に定められています。

「フロントガラス上部から20%以内の位置もしくはルームミラーの裏側で運転中の視界を妨げない位置であること」と規定されています。

この保安基準の規定に達していないと、当然ではありますが違反となりますので注意してください。

 

トラックでは義務?

トラックにおけるドラレコの着装率は90%以上と非常に高いものとなっていますが、義務化されているわけではありません。

バスは2016年にスキーバスが大事故を起こし、多くの死傷者を出し、その後義務化されています。

トラックにおいてはバックカメラ(後退時車両直後確認装置)が2022年5月以降の新型車、2024年5月以降の継続生産車(既存モデルの新車)において装着が義務付けられています。

全トラックにおける90%以上という高い装着率は、その必要性と利便性が認められている証です。

国交省、全日本トラック協会各支部からの助成金もありますので装着義務こそありませんが、装着は「推奨」されています。

 

トラックと乗用車のドラレコの違い

トラックと乗用車のドラレコの違いは車体の大きさを考慮しなければならないことと、使用されている電圧の違いです。

車両とドライバーの身を守るドラレコですが、車長が長く後方の確認ができないバンタイプであれば、1台のカメラで全体像を把握することは非常に困難です。

トラックにおける理想のカメラ装着場所は前方ばかりではなく、前方後方の両方となります。

そして、トラックの使用電圧は24V、乗用車は12Vです。

そのため、製品の詳細な取り扱い説明をよく把握して設置を行う必要があります。

 

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ドライブレコーダー(ドラレコ)のカメラの種類

フロントカメラタイプ

フロントカメラタイプはもっとも標準的なドラレコです。

国交省の保安基準に定められているフロントガラス部分に装着します。

フロントカメラにはルームミラーと一体になったミラータイプもあります。

装着も簡単で価格も比較的手ごろですが、トラックのような車長が長い車両では撮影場所が限られてしまいます。

後方の撮影はもちろんできませんので、車両の特徴とともに目的をよく考えて選択をする必要があります。

 

前後2カメラタイプ

前後2カメラタイプはこの名称通り、前方ばかりではなく後方の状況も撮影・録画が可能になります。

どのような状況で起こるか分からない万が一の事故等に備えるには、この前後2カメラタイプのドラレコ設置は非常に有効なものになります。

確実に後方の撮影・録画ができるように、製品のレンズやカメラの機能・特性をよく理解して設置する必要があります。

バックカメラ(後退時車両直後確認装置)の装着義務化では、このドラレコ前後2カメラタイプが有効であるため、今後さらに良い方向に改良される可能性も考えられます。

 

360度カメラタイプ

非常に優れものの360度カメラタイプのドラレコは、車両基準の規定にあるように、フロントガラスに装着することで魚眼レンズによって360度方向の映像を記録することが可能です。

トラック事業者からすると、ドライバーの運転中の様子も確認できるので、健康管理や正確な労務管理を行うために好まれますが、プライバシーを考えるドライバー側からは好ましいドラレコではないかも知れません。

バンタイプのように後方に壁があるトラックは、後方確認の方法は別途考える必要があります。

 

ドライブレコーダー(ドラレコ)の搭載機能

常時録画型

ドラレコの撮影・録画方法にいくつかの種類があります。

この中での常時録画型は名称の通りに、エンジン始動時から常時撮影・録画を行う常時録画型と、駐車時にも撮影・録画を行う常時録画型とがあります。

お客様から預かる大切な積荷です。

その管理はしっかり徹底する必要があり、常時録画型のドラレコを装着することはお客様に安心していただけるPR効果もあります。

ドラレコの目的を考えて機種の選定を行ってください。

 

衝撃感知型

この衝撃感知型ドラレコも読んで字のごとく、走行中の衝撃(衝突・接触)や異変を感じた時点で自動的に撮影・記録を始めるタイプです。

この作動には2つのシステムがあります。

衝撃センサーで振動を感知してスタートするものと、モーションセンサーで周囲の動きを感知して接触・衝突前にスタートするものがあります。

そしてこの衝撃感知型ドラレコでも駐車中の衝撃を感知して撮影・録画が可能です。

 

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助成金制度

国土交通省による補助事業

トラックを運転するドライバーにとっても、事業主にも非常に有用なドラレコです。

そしてドラレコで事故を減らすことによってその事故の処理や、破損した道路の再生整備にかかる費用を減らすことができます。

その費用は国や自治体が捻出し、すべては私たちの税金から拠出されています。

ドラレコ装着には国土交通省による補助事業があります。

この補助事業で交通事故による私たちの税金の浪費は少なくなるのです。

国土交通大臣が認定したドラレコを装着することで助成を受けることができます。

ドラレコとデジタル式運行記録計で1事業者当たりの上限が80万円(通信機能一体型は120万円)と決められています。

年度ごとに申請期間が決まっており、申請総額が予算額に達すると受け付けは終了されますのでご注意ください。

 

全日本トラック協会による助成金

公益社団法人全日本トラック協会の各支部によってドラレコ機器購入の助成を行っています。

ドライバーとトラック事業者の幸せを願う全日本トラック協会がドラレコ普及のために行なってきた助成制度です。

都道府県のトラック協会支部によって助成金額が違います。

助成金額の目安金額は3千円~2万円程度です。

国交省の補助を受け得た場合には対象にならなかったり、簡易型ドライブレコーダーは対象にならなかったりしますのでよくご注意のうえ、全日本トラック協会支部にお問い合わせください。

 

まとめ

トラックにおけるドライブレコーダーの装着率90%以上はその有用性を証明しているということになるのでしょう。

少子高齢化による近い将来におきるドライバー不足の解決には誰でも安心して運転できるトラックを用意するという方法もあると思います。

ドラレコの普及はその解決策の一つにもなり、トラック業界の今後の明るい未来を切り開いていく一助となるに違いないと思います。

今後のさらなるドラレコの普及に期待します。

 

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