小型ウィング車とは?主要メーカーの販売する小型ウィング車について

 

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ウィング車とは

 

・ウィング車とはバンボディの一種

そもそもウィング車はバンボディの一種です。この名称の基となっている鳥の翼のように左右のウィングを広げることが出来、アオリを降ろせば直接フォークリフトで荷の積み下ろしの作業が可能です。

ウィングを格納すればバンボデータイプのトラックと変わらず、積荷の汚れや濡れを防止し、荷崩れを起こすこともない気密性も高い機能的な荷室を持ったトラックです。

 

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ウィング車の素材や構造

 

<天井一体型ウィングボディ>

天井とサイドのパネルが一体となっていて、天井の中心ラインが軸となってウィングが開閉します。荷の積み降ろしをフォークリフトで行う際にフォーク運転者は死角となる荷物上部に余裕が出来るので積み降ろしが容易になります。

 

<天井固定型ウィングボディ>

天井はそのままで、サイドのパネルのみが開閉するスタイルです。荷物の積み降ろしの際に荷物と天井に注意が必要ですが、天井一体型のようにウィングが高く開かないので低い屋根の施設内での積み降ろしの際に重宝するスタイルのウィング車です。

 

ウィング車のメリットとデメリット

 

<メリット>

作業効率を上げるために開発されたウィング車です。一番のメリットは作業効率の向上です。通常のバンボディではリアもしくはサイドの小さな搬出口よりほぼ人力での積み降ろしの作業が、オープンになるサイドからフォークリフトを使って作業は可能になります。

そして、オープンな両サイドから積み荷の視認を行うことができるのも大きなメリットと言えるでしょう。

 

<デメリット>

ウィングが稼働する際にどうしても可動域に相応の空間が必要になりますので、積み降ろし作業にはそれが可能な広さの場所が必要になります。

普通のバンボディとは違う稼働の出来るウィングにはそれなりの補強も必要になり、駆動させるモーターや部品が架装に加わります。

そのため車両総重量は増え、その分最大積載量は減ってしまいます。

そして、当然ながら新車の車両価格は高くなってしまいます。

 

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小型ウィング車の主要メーカー

 

・小型ウィング車のサイズ

<小型ウィング車の車両寸法>

国土交通省が所管する道路運送車両に関する法律(車両法)により次のように定義されています。

長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下

 

<小型ウィング車の荷台寸法>

車両法によりトラックの寸法が決められていますので荷台の寸法はキャビンの大きさによって変わってきます。

小型ウィング車の一般的な荷台寸法です。

長さ3.1m前後、荷台幅1.6m~1.7m以内、高さ2.0m以内

 

・いすゞ「エルフ」

日本で最古の自動車メーカーのいすゞ自動車㈱、通称いすゞは、1916年創業、『道を拓き、街を創り、人が暮らす』といういすゞの相言葉です。「エルフ」は主力車種であり、

スイッチ一つで開閉可能なウィングはドライバーの力強い相棒です。

 

・日野「デュトロ」

トヨタグループ傘下である日野自動車㈱、トントントントン日野の2トン♪」のCMで子どもにも名前を知られているデュトロは「スマートで走りやすく仕事ができる車」をコンセプトに市街地での輸送にその力を発揮する小型ウィング車です。

 

・三菱ふそう「キャンター」

20世紀に入ってからグローバル企業であるドイツのダイムラーグループの傘下に入った三菱ふそうトラック・バス㈱、低燃費でも定評がある2tトラックのキャンタ―は軽量・安全ばかりでなく経済性と環境にも力を入れて、高耐久性のボディはドライバーに信頼と安心を感じさせます。

 

・トヨタ「ダイナ」

世界の豊田の誇る「ダイナ」の優れた積載性とお信頼性を確保したシャーシに架装した小型ウィング車は開口部が広くフォークリフトによる荷の積み降ろしにドライバーにストレスを与えません。

 

小型ウィング車が運転できる免許区分は?

 

・普通免許 

道路交通法で定められている普通免許での許可範囲は車両総重量3.5t未満、最大積載量2.0t未満となっています。

1.5tトラックが該当しますが、該当するウイング車は存在しないので普通免許でのウィング車は運転出来ず、もちろん小型ウィング車は運転出来ません。

 

・準中型免許 

車両総重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満が許可範囲ですのでこれを満たす小型ウィング車であれば運転可能です。

 

・中型免許 

車両総重量11t未満、最大積載量6.5t未満が許可範囲ですので小型ウィング車であれば運転可能です。

 

・大型免許 

車両総重量11t以上、最大積載量6.5t以上と許可範囲は広がりますので小型ウィング車はもちろんのこと、多くの車両の運転が可能です。(道交法では上限を原則20t、最大25tというルールを設けています。)

 

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まとめ

 

先に述べました日本自動車工業会が2020年度に実施した『普通トラック市場動向調査』の結果による運送業で使用されるトラックの種類の中で40%近くがウイングトラックを利用しているという結果が、いかにウイングトラックが便利であるかを物語っていると思います。

この先の脱炭素社会の時代がやって来ても使う道具は変わるでしょうが、道路交通法を含めて多くの法律が大きく変わることは無いでしょう。

私たちの基本的な生活も変わることはないでしょうから運送業に関わる皆さんの作業がすぐに大きく変わることは無いでしょう。

それはこの先もこのウイングトラックは活躍し続けるということを意味しています。

さまざまな利用上の特性などを十分に考慮して、この先の事業にお役立てください。

トラックファイブは『豆知識』で皆さんのお役に立つ情報をお伝えしています。

 

お持ちのトラック・バス・重機などの不要となった車両は、是非トラックファイブにご売却いただき海外で必要とされる方の橋渡しをさせていただけますと幸いです。

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