トラックの重量税とは? 金額の決め方や税金を節約する方法を解説

トラックの維持費を考える上で、自動車重量税は大きな負担の一つです。今回の『豆知識』では、トラックの重量税がどのようなものか、その金額がどのようにして決まるのかを詳しく解説します。
さらに、事業用と自家用それぞれの税額表を提示し、重量税を少しでも安く抑えるための方法についても紹介します。トラックの購入や維持を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

 

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トラックの重量税の決め方

トラックの重量税は、その車両の重さや用途によって決まります。ここでは、税額を算出するための基本的な考え方について解説します。

車両総重量による決め方

車両総重量とは、「車両の重さ(車両重量)」に、「乗車定員が乗ったときの重さ」と「最大積載量」を加えた総重量です。
車両総重量は、そのトラックが公道を走行できる限界の重さを示しており、重量税の税額は、この車両総重量を基準に、1tごとに細かく区分されて決められます。

車両重量による決め方

車両重量とは、トラックが何も積んでいない「空車状態」での重さです。車両総重量との違いは、最大積載量や乗車定員の重さが含まれていない点にあります。乗用車の場合は車両重量を基準に重量税が決まりますが、トラックの場合は、車両総重量によって税額が決定されることが一般的です。

 

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トラックの重量税の金額

トラックの重量税は、事業用か自家用かによって税額が大きく異なります。ここでは、それぞれの具体的な税額を解説します。

事業用トラックの場合

事業用トラックとは、他人の貨物を有償で運ぶことを目的として使用されるトラックです。物流会社や運送業者が主に使用しており、「営業用」とも呼ばれます。事業用トラックのナンバープレートは緑色です。通称で『緑ナンバー』と呼ばれます。
事業用トラックの重量税は、車両総重量1tごとに定められています。以下に、一般的な事業用トラックの税額をまとめました。

 

※税額の単位は円

1年事業用
エコカー エコカー

(本則税制)

エコカー外
右以外 13年経過 18年経過
1t以下 免税 2,500 2,600 2,700 2,800
~2t 5,000 5,200 5,400 5,600
~3t 7,500 7,800 8,100 8,400
~4t 10,000 10,400 10,800 11,200
~5t 12,500 13,000 13,500 14,000
~6t 15,000 15,600 16,200 16,800
~7t 17,500 18,200 18,900 19,600
~8t 20,000 20,800 21,600 22,400
~9t 22,500 23,400 24,300 25,200
~10t 25,000 26,000 27,000 28,000
~11t 27,500 28,600 29,700 30,800
~12t 30,000 31,200 32,400 33,600
~13t 32,500 33,800 35,100 36,400
~14t 35,000 36,400 37,800 39,200
~15t 37,500 39,000 40,500 42,000
~16t 40,000 41,600 43,200 44,800
~17t 42,500 44,200 45,900 47,600
~18t 45,000 46,800 48,600 50,400
~19t 47,500 49,400 51,300 53,200
~20t 50,000 52,000 54,000 56,000
~21t 52,500 54,600 56,700 58,800
~22t 55,000 57,200 59,400 61,600
~23t 57,500 59,800 62,100 64,400
~24t 60,000 63,400 64,800 67,200
~25t 62,500 65,000 67,500 70,000

 

 

 

自家用トラックの場合

自家用トラックとは、自社の荷物を自社で運ぶことを目的としたトラックです。たとえば、建材会社で使用される車両、小売業者が自社商品の運搬に使用するトラックがこれに該当します。自家用トラックのナンバープレートは白色で、通称『白ナンバー』と呼ばれます。
自家用トラックの重量税は、事業用トラックと比べて税額が高く設定されています。以下に、一般的な自家用トラックの税額をまとめました。

※税額の単位は円

1年自家用
エコカー エコカー

(本則税制)

エコカー外
右以外 13年経過 18年経過
1t以下 免税 2,500 4,100 5,700 6,300
~2t 5,000 8,200 11,400 12,600
~3t 7,500 12,300 17,100 18,900
~4t 10,000 16,400 22,800 25,200
~5t 12,500 20,500 28,500 31,500
~6t 15,000 24,600 34,200 37,800
~7t 17,500 28,700 39,900 44,100
~8t 20,000 32,800 45,600 50,400
~9t 22,500 36,900 51,300 56,700
~10t 25,000 41,000 57,000 63,000
~11t 27,500 45,100 62,700 69,300
~12t 30,000 49,200 68,400 75,600
~13t 32,500 53,300 74,100 81,900
~14t 35,000 57,400 79,800 88,200
~15t 37,500 61,500 85,500 94,500
~16t 40,000 65,600 91,200 100,800
~17t 42,500 69,700 96,900 107,100
~18t 45,000 73,800 102,600 113,400
~19t 47,500 77,900 108,300 119,700
~20t 50,000 82,000 114,000 126,000
~21t 52,500 54,600 119,700 144,900
~22t 55,000 90,200 125,400 151,200
~23t 57,500 94,300 131,100 157,500
~24t 60,000 98,400 136,800 167,200
~25t 62,500 102,500 142,500 170,000

 

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重量税以外のトラックにかかる税金

トラックの維持には、重量税以外にもさまざまな税金がかかります。自動車税、環境性能割、燃料税、消費税などです。
これらの税金を理解しておくことは、個人事業主や会社の事業計画を立てる上で非常に重要です。以下でその概要をまとめました。

 

税の名称 税の概要
自動車税 毎年4月1日時点でのトラックの所有者に課される地方税です。排気量と用途(事業用・自家用)によって税額が異なります。自動車税には種類があり、種別割と環境性能割の2つに分類されます。
環境性能税 自動車の購入時に課される地方税です。自動車の燃費性能などに応じて税額が決まります。
燃料税(ガソリン税、軽油税) ガソリンや軽油の購入時に課される地方税です。ガソリン1リットルあたり53.8円、軽油1リットルあたり32.1円が課税されます。燃料費に上乗せして徴収されます。
消費税 トラックの購入時や、修理、燃料費などの支払い時に課される国税です。税率は法律で定められています。

 

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トラックの重量税を節約する方法

トラックの重量税を節約するには、車両総重量をいかに抑えるかが鍵となります。そのためには、軽量なトラックを選ぶことや、燃費性能の高い「エコカー」を選ぶことが有効になります。
エコカー減税の対象となるトラックは、その性能に応じて税額が免除または減税されます。重量税は定期的に発生する費用であるため、初期費用だけでなく、これらの維持費を考慮してトラックを選ぶことが、長期的なコスト削減につながります。

 

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まとめ

トラックの重量税は、車両総重量に応じて課される重要な維持費です。事業用と自家用では税額が大きく異なり、車検ごとに納付が必要です。重量税以外にも、自動車税や軽油引取税など、さまざまな税金がトラックにはかかります。これらの税金を理解し、できるだけ軽量なトラックやエコカーを選ぶことで、維持費用を節約できます。
トラックの購入や維持を検討する際は、税金を含めた総コストを把握することが非常に大切です。

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トラックファイブは『豆知識』でこれからもさまざまな情報をお届けしていきます。

 

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