
大型トラックの相場はいくら? 新車・中古車や人気メーカー別の価格帯を紹介
気になる大型トラックの相場を、新車・中古車を含めて今回の『豆知識』では紹介します。
トラックの価格は、新車・中古車であることや、車両の状態で大きく変わってきます。正しい知識を持っていただき、現在の厳しい日本経済の中で、この先を勝ち残っていいただきたく思います。今後の事業運営のお役に立てれば幸いです。
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目次

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大型トラックはこんな車!
大型トラックは、車両総重量11t以上または最大積載量6.5t以上の商用車です。主に長距離輸送や大量の貨物(土砂、産業廃棄物、重機など)を運ぶ役割を担い、建設業や物流業界で活躍しています。高い耐久性と積載力を誇り、50万km以上走行可能なモデルも珍しくありません。
また、安全装備(衝突防止システム)や快適性(高機能シート)が進化し、ドライバーの負担軽減も重視されています。
・大型トラックのサイズ
大型トラックのサイズは、道路交通法と道路運送車両法に基づき規定されています。道路運送車両法では、車両総重量11t以上または最大積載量6.5t以上の貨物自動車が大型に分類されます。道路交通法および保安基準(国土交通省令)では、公道走行可能な標準寸法が全長12m以内、全幅2.5m以内、全高3.8m以内と定められています。これを超える場合は、道路法第47条に基づく特殊車両通行許可が必要となります。
一般的な大型トラック(10tクラス)の寸法は、全長約9.5m~11m、全幅約2.4m~2.5m、全高約3.5m~3.8mです。たとえば、いすゞギガや日野プロフィアはこれに適合し、荷台長は6m~8m、荷台幅は2.3m~2.4mが標準です。
サイズは用途(長距離輸送、建設資材運搬)やカスタムで変動し、特殊仕様ではさらに拡大する場合もあります。
・大型トラックの種類
大型トラックは、ボディ形状によってさまざまな種類を持ちます。まず平ボディは、荷台が平らでアオリに三方を囲まれて屋根がないタイプです。木材や建設資材の長尺物を運ぶのに適しています。
ウイング車は、バンボディの側面が開閉する構造で、荷物の積み下ろしがスムーズに行え、物流業や精密機器輸送で人気の車種です。
ダンプは、荷台が傾く設計で、土砂や砂利を効率的に排出でき、建設現場で重宝されます。
冷凍・冷蔵車は、温度管理が必要な冷凍食品や生鮮食品、医薬品の輸送に特化し、断熱材や冷凍ユニットを搭載しています。
タンクローリーは、液体(燃料、化学薬品)を運ぶ円筒形の荷台が特徴で、危険物輸送に使用されます。
キャリアカーは、自動車の運搬を目的とし、積載台が複数設けられています。これらは用途に応じてカスタマイズされ世に誕生した車両です。
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大型トラックの相場はどのくらい?
大型トラックの相場は新車と中古で大きく異なります。新車は約2,000万円~2,600万円で、安全装備や快適性が充実しています。中古車は年式や状態により200万円~1,500万円と幅広く、低走行車は高値です。
・【新車】大型トラックの相場
新車の大型トラック(10tクラス)の2025年5月時点での相場は、約2,000万円~2,600万円です。
価格はメーカーや仕様(ウイング、ダンプなど)で変動し、安全装備(衝突防止ブレーキ)や快適性(高機能シート)が充実したモデルほど当然なことながら高額です。昨今の世界情勢によって、円安や部材コスト上昇も影響して価格の変動があります。
・【中古】大型トラックの相場
中古大型トラックの相場は、2025年5月時点で約200万円~1,500万円です。
年式(2010年~2020年)、走行距離(20万~50万km)、状態で大きく変動し、低走行車(例:2020年式、10万km)は1,000万円以上、旧型や高走行車は200万円台の車両もあります。ウイングやダンプは高値傾向で、市場での中古車両の不足がさらに価格を押し上げています。
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【メーカー別】大型トラックの新車価格
大型トラックの新車価格を調べてみました。相場で紹介したように、円安や部材コスト上昇が影響しており価格の変動が含みますので、参考の価格としてご覧ください。
・いすゞ「ギガ」
いすゞ「ギガ」の新車価格は、2025年5月時点で約2,200万円~2,600万円です。ウイングタイプ(2PG-CYJ77C)などの代表車型は約2,400万円からとなります。
ギガは「疲れの軽減」を目標に開発され、ドイツのイスリングハウゼン社製ベルトインシート(シートヒーター、ショルダー調整機能付き)が搭載されており、長距離走行でも快適です。車内が高く収納力にも優れ、低速走行時のパワスト機能やプリクラッシュブレーキで安全性を強化しています。燃費性能も向上し、新長期排出ガス規制に対応しています。
耐久性と信頼性が高く、長距離輸送や建設現場で人気です。
※いすゞ自動車株式会社公式サイトです。
https://www.isuzu.co.jp/
・日野「プロフィア」
日野「プロフィア」の新車価格は、2025年5月時点で約2,100万円~2,500万円です。アルミブロックやウイング車が主流で、標準モデルは約2,300万円からとなります。
プロフィアは先進安全装備(自動ブレーキ、車線逸脱警報)と快適性が特徴で、広々としたキャブと高機能シートが長距離ドライバーに好評です。2020年以降のモデルは新燃費基準(JH25モード)を達成し、環境性能も向上しています。
エンジンは高出力(約400PS)で、重い荷物でも安定した走行が可能です。デザインも洗練され、若いドライバーに人気があります。
※日野自動車株式会社公式サイトです。
https://www.hino.co.jp/
・三菱ふそう「スーパーグレート」
三菱ふそう「スーパーグレート」の新車価格は、2025年5月時点で約2,000万円~2,600万円です。2023年のフルモデルチェンジ後の代表車型は2,545万円(税込、東京地区)です。
新型は12.8Lエンジンを復活させ、空力性能を向上し、2025年新燃費基準を達成しています。スーパーハイルーフ仕様は広々とした車内と大容量収納が特徴で、ドライバーの使い勝手を重視しています。安全装備(自動ブレーキ)や燃費効率も高く、輸送ビジネスの未来を担うフラッグシップモデルとして、国内シェア25%を目指しています。
※三菱ふそうトラック・バス株式会社公式サイトです。
https://www.mitsubishi-fuso.com/ja/
・UDトラックス「クオン」
UDトラックス「クオン」の新車価格は、2025年5月時点で約2,100万円~2,500万円です。ウイング車やトレーラーヘッドが人気で、標準モデルは約2,300万円からとなっています。
新型クオンは総輪ディスクブレーキを国産大型トラックで唯一採用し、電子ブレーキと4段階排気ブレーキの相互介入システムで高い安全性を実現しています。
デザインは「顔面偏差値の高さ」で若いドライバーに支持され、フロントの3本ラインが特徴的です。燃費性能も向上し、長距離輸送での信頼性が高いモデルとして知られています。
※UDトラックス株式会社公式サイトです。
https://www.udtrucks.com/japan
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大型トラックの購入・調達方法を比較!
高額の車両価格になる大型トラックの購入・調達方法を比較してみました。購入・調達方法はこれらの他に現金一括払いという方法もありますが、金額の大きさから現実的ではないでしょう。これらの中から最適な方法を見つけてください。
・ローン
大型トラックの購入方法としてローンは、新車(2,000万円~2,600万円)や中古(200万円~1,500万円)を分割払いで調達する手段です。金融機関やディーラーのローンを利用し、頭金(10~30%)を支払い、残額を月々返済します。金利は年1~3%程度で、返済期間は3~7年が一般的です。
メリットは、車両を所有できるため資産となり、カスタマイズや長期運用が自由になることです。税制上の減価償却も可能です。
デメリットは、初期費用(頭金や手数料)が必要で、金利負担が総額を増やしてしまう場合があることです。また、返済中の車両売却が難しく、経済状況悪化で負担が重くなるリスクも否めません。メンテナンス費用も自己負担となり、資金管理が重要です。
ローンは購入意欲が高く、長期経営を見据える事業者に適しています。
・リース
大型トラックのリースは、リース会社から車両を借りる契約で、月額料金(新車なら20万円~40万円、中古なら10万円~30万円)で利用します。契約期間は3~7年で、車両はリース会社の所有となります。
メリットは、初期費用が少なく、運転資金を確保しやすい点です。メンテナンスや税金、保険が込みのフルメンテナンス契約を選べば管理負担が軽減されます。リース終了後は返却し、新型に切り替え可能で、その時のトラック最新技術を維持することができます。
デメリットは、所有権が得られないため資産にならず、長期使用でコストが割高になる場合もあることです。契約内容(走行距離制限や解約条件)に縛られ、柔軟性が低い点も考慮が必要です。資金繰りに余裕のある企業や短期運用を考える事業者に適しています。
・レンタル
大型トラックのレンタルは、短期間(1日~数ヶ月)車両を借りる方法で、1日あたり2万円~5万円が相場です。ディーラーやレンタル会社で手配可能です。メリットは、初期投資ゼロで必要な時だけ利用でき、急な需要増やプロジェクト対応に便利なことです。メンテナンスや保険も含まれる場合が多く、負担が少ないこともメリットになります。
デメリットは、長期間使用でコストがリースやローンを超えるしまう可能性があることです。そして、車両種類の選択肢が限られ、カスタマイズができない点もデメリットになるかもしれません。また、返却時の状態確認や延長手続きが煩雑になるケースもデメリットになるでしょう。短期的な繁忙期のスポットでの利用に適しており、事業規模が小さい場合や不確定な運用に有効です。
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まとめ
大型トラックのサイズ・種類から、新車・中古車の価格相場、メーカー各社、トラックの購入・調達方法を紹介しました。高額ではありますが、有能な大型トラックを120%活用して事業の繁栄につなげてください。
使用中のトラックや重機を買取に出して大型トラックの購入資金を作るのも一つの方法です。トラックファイブでは、皆さまからのそのようなご相談をお待ちしています。皆さまにご納得いただける高価買取に努力します。
トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。
