丸和運輸機関  和佐見社長が従業員に10億円超を贈与

丸和運輸機関は8月3日、和佐見勝社長が所有する資産(現金)の一部をグループの役員や社員、パート従業員に贈与する、と発表した。「新型コロナウイルス対応慰労金」および「創業50周年記念」として実施するもので、贈与額は総額で10億円超となる見通しだ。

贈与は6月30日時点で在籍する同社グループの役員および社員3500人、パート従業員6500人の計1万人が対象となっている。1人当たりの贈与額は役員・社員が最大100万円(社員平均は30万円)、パート従業員が最大5万円。役員・社員には2020年10月、パート従業員には2020年8月に贈与する予定。

和佐見社長が役職員への贈与を実施するのは、2018年に保有株式(贈与時の時価約5億円相当)を贈与して以来、今回で2回目となる。

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