国交省　豪雨災害で車検有効期間を延長

国土交通省は７月９日、「令和２年豪雨災害」に伴う自動車検査証（車検）の有効期間伸長措置の対象を岐阜県や大分県に拡大する、と発表した。国交省では８日時点で、熊本県、鹿児島県、福岡県、長野県の一部地域についての車検の有効期間を８月４日まで伸長する措置を講じているが、豪雨による被害状況を踏まえ、新たに２県を対象に加えた。

追加対象地域となったのは、岐阜県の高山市、中津川市、恵那市、飛騨市、郡上市、下呂市と、大分県の日田市、由布市、九重町、玖珠町。岐阜県が７月８日から８月３日までに、大分県が７月６日から８月３日までに有効期間の満了日を迎える車検証について、それぞれ有効期間の満了する日を８月４日まで伸長する。

国交省では今後の被害状況に応じて、対象地域の拡大や有効期間を再伸長することも検討していくとしている。