日野自動車 小型トラックなど約2万4000台をリコール

日野自動車は7月8日、国土交通省に小型トラックのリコールを届け出た。リコールの対象は「日野デュトロ」など約2万4000台。不具合件数は81件で、現時点では事故の報告はない。

不具合の部位は「動力伝達装置(自動変速機制御プログラム)」。Dレンジで停車中にアイドルアップ制御が働くと、前進用クラッチが半クラッチ状態となることがある。そのため、前進用クラッチが異常摩耗してオイル吸入口のストレーナー部に摩擦粉が詰まることで自動変速機内の油圧が低下し、警告灯が点灯するとともに走行ができなくなる恐れがあるという。

リコールに伴う改善措置としては、全車両について自動変速機制御用コンピューターを対策品に交換する。また、クラッチの摩耗量を点検し、異常摩耗している場合には自動変速機本体を新品に交換するとしている。

リコール対象車両の型式などは以下のページで確認できる。

日野自動車ホームページ

https://www.hino.co.jp/j/service/recall/detail.php?id=424

国土交通省ホームページ

https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001352427.pdf

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