ヤマト運輸　６月の「宅急便」取扱個数は前年同月比１９％増

ヤマト運輸の２０２０年６月の「宅急便」取扱個数は、前年同月比１８・７％増の１億７０２２万８１９９個となった。新型コロナに伴う政府の緊急事態宣言は５月中に解除されたものの、依然として巣篭もり消費によるネット通販での宅配需要が旺盛で、大幅な増加を記録した。

商品・サービス別の内訳は、「宅急便」「宅急便コンパクト」「EAZY」が合計で同１５・４％増の１億４９４３万７５０８個で、「ネコポス」が同４９・４％増の２０７９万６９１個。「クロネコDM便」は同２５・１％減の６９８４万２９２４個だった。

「EAZY」は６月中旬にスタートした主にネット通販事業者を対象にした新サービス。荷受人は玄関前への「置き配」をあらかじめ指定できるなど、配達員と対面せずに荷物を受け取る機能を提供している。