
重機・小型重機の種類を紹介! 主要メーカー、必要な資格も解説
重機・小型重機は、建築工事や土木工事で欠かせない機械です。油圧ショベルやブルドーザー、フォークリフトなど多様な種類があり、効率的な作業を支えています。日本ばかりか世界中での建築・土木現場で広く使用され、歴史あるメーカーも多く存在します。
今回の『豆知識』では、重機と建機との違い、小型重機の定義、代表的な種類と用途を解説します。主要メーカー(コマツ、日立など)や、運転に必要な資格(車両系建設機械運転者など)も紹介します。安全かつ効率的な作業のために、適切な機械と資格の知識を深めましょう。
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重機とは?
重機は、建築工事や土木工事で使用される大型機械の総称です。油圧ショベル、ブルドーザー、クレーンなど、掘削、運搬、締固めなどの作業を効率的に行います。重機は人力では困難な大規模工事を可能にします。
車両系(ショベルなど)や運搬系(ダンプトラックなど)など種類は豊富です。小型重機は、狭い現場向けに設計されたものです。ここでは、建機との違いや小型重機の特徴を解説します。
・建機と重機の違い
建機(建設機械)は、建設工事全般に使われる機械の総称で、重機はその一部を指します。法的な定義はありませんが、慣習的に重機を建設機械である建機の一部として称するようになっています。法的な定義であえて言うならば、『建設機械抵当法』に建設機械という言葉が出てきます。その中で建設機械を「建設工事の用に供される機械類をいう」と定義されており、法の中に重機という言葉は出てきません。
重機は建機の中でも特に大型で、重量物を扱うもの(油圧ショベル、ブルドーザーなど)を指し、建機には小型機械(電動工具など)も含まれます。重機は土木・建築の基盤工事に特化し、建機は建設全般をカバーするイメージです。
・小型重機とは?
小型重機は、一般的には車両総重量3t未満または小型特殊車両に分類される建設機械です。ミニ油圧ショベルは、車両重量が通常6t未満のものを指します。ミニ油圧ショベルやミニホイールローダーなど、狭い現場や住宅地での作業に適します。どの小型重機も狭隘地での操作性が高く、運搬が容易です。大型重機に比べ燃費が良く、コストも高くありません。都市部の小規模工事や造園工事で活躍します。
必要な資格は大型重機より簡易で、初心者でも扱いやすい機械が多いです。
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重機:小型重機の主な種類をまとめて紹介!
油圧ショベル、ホイールローダー、ブルドーザーなど、重機・小型重機は多種多様です。
以下で、主要な種類と用途を紹介します。
・油圧ショベル・ミニ油圧ショベル
油圧ショベルは、油圧で動くアームとバケットで土砂の掘削や積込み作業で活躍します。掘削・整地などの土木工事ばかりか、林業や鉱業、解体工事に至るまで様々な現場で必須の重機です。
ミニ油圧ショベルは、車体重量6t未満またはバケット容量が0.25㎥未満のものを指します。
市街地の狭い現場や住宅地で活躍しています。旋回半径が小さく、操作性が高い優れものです。一般的なサイズの油圧ショベル同様に、アタッチメントの交換で破砕や運搬も可能です。
例:コマツPC30MRは、重量2.8tで小規模工事に適します。燃費が良く、都市部の建築工事や造園工事で多用されています。
・ホイールローダー・ミニホイールローダー
ホイールローダーは、バケットで土砂や資材をすくい、運搬・積み込みを行うトラクターショベルの仲間です。タイヤ式で走行し、機動性が高いのが特徴です。
主に土砂や砕石などの粉体または粒体物をダンプカーに積み込んだり、構内の短距離運搬する作業で用いられることが多いです。ミニホイールローダー(3t未満)は、狭い現場や倉庫で使用されます。
例:キャタピラー906Mは、重量2.5tで小回りが利くことが大きな特徴です。狭いスペースでの雪かきや農作業にも対応し、アタッチメントでフォークリフトとしても機能します。建設現場や資材置き場ばかりではなく、雪かきや農業の現場で効率的な作業を支えます。
・ブルドーザー・アーティキュレートダンプトラック
ブルドーザーは、前面のブレードで土砂を押して整地を行う造成などの土木工事や鉱山では必須の重機です。アーティキュレートダンプトラックは、車体を屈折させて旋回のできる関節式車体で不整地や軟弱地の悪路を走行し、大量の土砂を運搬します。
例:コマツD61PX(ブルドーザー)は、整地に優れ、キャタピラーAD30(アーティキュレートダンプ)は30t積載の大型重機です。ブルドーザーは造成工事における平坦化、アーティキュレートダンプは土砂などの運搬に特化し、大規模工事で重宝されます。
・スクレーバー
スクレーバーは、土砂を削り取り、運搬・埋め立てを一括で行う重機です。広大な土地の造成工事や道路工事に使用されます。
例:キャタピラー621Kは、20m³の土砂を運搬します。油圧でボウルを操作し、効率的に作業を行います。
スクレーパーは大型工事向けの重機であり、小型車両は少ないです。けん引式と自走式があり、燃費とパワーのバランスが重要です。作業速度が速く、大規模プロジェクトに適しています。
・ダンプトラック
ダンプトラックは、荷台を傾けて一気に土砂や資材を降ろす運搬車両です。造成工事やダム工事などの大型建設現場や鉱山などで活躍しています。
例:いすゞギガは、6.5t以上の積載が可能な大型ダンプです。いすゞエルフ小型ダンプ(2t)は、都市部の小規模工事に使用されています。悪路対応の4WD仕様もあります。
荷台の耐久性と積載量が強みで効率的な運搬を行い工期の短縮に努めます。
・トラックミキサ
トラックミキサは、生コンクリートを撹拌・運搬するトラックです。生コン工場から建設現場にコンクリートの供給を行う建設工事には不可欠な重機です。
走行中もドラムが回転・撹拌し、生コンクリートの固化を防ぎます。
例:日野プロフィアミキサは、4m³の生コンクリートを運搬する大型トラックミキサです。日野デュトロは2m³程度の生コンクリートを積載する小型トラックミキサです。小型トラックミキサは市街地の狭い現場での作業に対応し、コンクリート品質を保ち、作業効率を向上させます。現場での迅速な打設に不可欠です。
・コンクリートポンプ車
コンクリートポンプ車は、油圧装置により稼働するポンプで、生コンクリートを高所や遠方に圧送する重機です。ビルやマンション建設、トンネルやダムなどの大型土木工事の建設工事に使用されています。ブーム式や配管式で生コンクリートの圧送を行います。
例:大型トラックの三菱ふそうスーパーグレートのコンクリートポンプ車は、30m以上のブームで高層ビルに生コンクリートを圧送することができます。
小型トラックのキャンターは狭い現場で活躍します。
ポンプの圧送力と耐久性が重要になります。
・ロードローラー
ロードローラーは、地面や路面を締固める重機です。建設現場で地面を押し固めたり、アスファルト舗装で路盤の踏み固めに使用されます。
例:酒井重工業SW652は、振動ローラーで均一な締固めが可能です。小型は歩道や駐車場で使用されます。
ロードローラーにはタイヤ式とドラム式があり、使用環境によって使い分けます。道路工事の仕上げに欠かすことはできず、耐久性の高さが強みです。
・移動式クレーン
移動式クレーンは、吊り上げ能力を持つ車両型重機です。建設工事現場や物流現場での荷物運搬で活躍しています。
例:タダノGR-250Nは、25tの吊り上げ能力を持ちます。
小型移動式クレーンは3t未満で、市街地などの狭い現場に対応します。ブームの伸縮性とアウトリガーによる安定性が特徴です。
・フォークリフト
フォークリフトは、荷物をフォークで持ち上げ運搬します。倉庫や工場で活躍する機会が多いです。
例:トヨタL&Fは、2t積載フォークリフトです。小型フォークリフトは1t未満で倉庫や工場などの狭い通路に対応できます。
電動式は排出ガスゼロで、室内作業に適します。操作が簡単で、物流効率を向上させます。人間が同時に作業する構内では移動が多いので、安全運転が求められます。
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重機・小型重機を製造する主なメーカー
日本は重機・小型重機の製造で世界をリードしています。コマツ、キャタピラー、日立など、信頼性の高い優秀なメーカーが肩を並べています。その主要メーカーの特徴を紹介します。
・コマツ
コマツ(正式社名:株式会社小松製作所)は、石川県小松市の発祥です。建設機械・鉱山機械の大手メーカーで「コマツ」は呼称として用いられ、世界においては「KOMATSU」で認知されています。
建設機械の日本でのシェアは第1位、世界においてはアメリカ・キャタピラー社に次ぐ第2位です。
日本以外にも南北アメリカ、ヨーロッパ、CIS、中近東、アフリカ、東南アジア、オセアニア、中国にグループ企業を展開しています。油圧ショベル、ブルドーザー、ホイールローダーを製造する世界的大手メーカーです。
例:PC200-11(油圧ショベル)は、20t級で耐久性抜群です。ミニショベルPC30MRは、狭い現場に最適な大きさです。ハイブリッド技術やICTが浸透した高効率な建機を生み出しています。
・日本キャタピラー(CAT)
日本キャタピラーは、米国キャタピラー社との合同会社です。1963年キャタピラー社と三菱重工業の合弁によってキャタピラー三菱株式会社を設立してスタートしたキャタピラー社の建設機械を取り扱うディーラーです。
なお、キャタピラージャパンは製造会社であって、法人としては別です。取扱い重機には、油圧ショベル、ホイールローダー、ダンプトラック等があります。
例:CAT320(油圧ショベル)は、操作性が非常に高いです。ミニローダー906Mは、2.5tで小回り抜群です。
各機種とも耐久性は高く、全国に配置された拠点によるアフターサービスが強みです。
参考:https://www.nipponcat.co.jp/
・日立建機
日立建機株式会社は、日立製作所の建機製造部門が1969年に分社化されて、それ以前に設立されていた販売やサービス会社と合併して現在に至っている経緯があります。日本の建機業界では、コマツに次ぐ第2位、世界ではキャタピラー、コマツに次ぐ第3位の会社です。
日立建機は、油圧ショベルやホイールローダーのリーダー的存在です。油圧ショベルの原型とも言えるU05を、純国産技術により開発した会社としても知られています。
例:ZX200-6(油圧ショベル)は、燃費性能が高い重機です。ミニショベルZX30U-5は、狭い現場で活躍します。ICT技術で遠隔操作も可能です。環境対応と信頼性が特徴です。
参考:https://www.hitachi-c-m.com/jp/
・コベルコ建機
コベルコ建機株式会社は、油圧ショベルやクレーンの専門メーカーです。1930年(大正5年)という早い時期に、国産建設機械第1号機となる電気ショベル50K(1.5m3)を発売しています。
その後、1955年に米国P&H社と技術提携をし、クレーン等の技術を導入しています。現在では神戸製鋼所の資本が加わり、神戸製鋼所の建機カンパニーを分社化して、販売会社である神鋼コベルコ建機とショベル製造部門の油谷重工を統合して現在のコベルコ建機が設立されています。
例:SK200-10(油圧ショベル)は、低燃費で高性能です。ミニショベルSK30SRは、2.8tで市街地での工事に最適です。環境対応技術と操作性の高さが強みです。
参考:https://www.kobelco-kenki.co.jp/
・住友建機
住友グループの建機メーカーである住友建機は、油圧ショベルやアスファルトフィニッシャーを製造しています。住友重機械工業から1986年に分社化されて、現在に至る経緯があります。
3tクラスのミニショベルを手がけていた時期もありましたが、現在は大型油圧ショベルが中心です。
例:SH200-7は、高効率で耐久性が高い油圧ショベルです。
参考:https://www.sumitomokenki.co.jp/
・クボタ
クボタの創業は鋳物メーカーとして水道用鉄管の開発がスタートでした。現在では農業機械、建設機械、ディーゼルエンジン等の産業機械と、建築材料、鉄管、環境機器等の製造を手がける大手メーカーです。
農業機械メーカーとしては、シェア・売上高ともに国内首位を誇ります。建機類においては、ミニ油圧ショベルや小型トラクターで知られています。
例:コンパクトショベルと銘打ったKX030-4(ミニショベル)は、3t未満で操作性抜群です。小型ホイールローダーR430は、農作業や造園に最適です。低コストと耐久性がその強みです。
参考:https://www.kubota.co.jp/product/machinery/index.html
・ヤンマー
ヤンマーは発動機(産業用途エンジン)、農機、建機や小型船舶の製造・販売を行う企業です。そのスタートは1920年農業用石油発動機の製造からでした。
それはのちに小型高速ディーゼルエンジンの自社開発につながり、現在に至っています。農機の扱いがスタートであったこともあり、農作業用に向くミニショベルや小型ホイールローダーを得意とします。
例:ViO55-6A(ミニショベル)は、車両重量6t未満で狭い現場に最適です。小型キャリアC12Rは、運搬に特化し、燃費性能と環境対応が強みです。
参考:https://www.yanmar.com/jp/construction/
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重機・小型重機の運転に必要な免許や資格
重機・小型重機の運転には、作業内容に応じた資格が必要です。主要資格を表でまとめました。以下に、詳細を解説します。
資格 | 対象機械 | 必要な免許・講習 |
車両系建設機械運転者 | 油圧ショベル、ブルドーザー等 | 特別教育または技能講習 |
締固め用機械運転者 | ロードローラー等 | 特別教育 |
不整地運搬車運転者 | アーティキュレートダンプ等 | 特別教育または技能講習 |
ショベルローダー等運転者 | ホイールローダー等 | 特別教育 |
高所作業車運転者 | 高所作業車 | 特別教育または技能講習 |
移動式クレーン運転士 | 移動式クレーン | 免許(国家資格) |
フォークリフト運転者 | フォークリフト | 特別教育または技能講習 |
玉掛作業者 | クレーン玉掛作業 | 特別教育または技能講習 |
巻上げ機運転者 | 巻上げ機 | 特別教育 |
・車両系建設機械運転者/小型車両系建設機械運転者
車両系建設機械運転者資格取得によって、油圧ショベルやブルドーザー(3t以上)などのさまざまな建機の運転が可能になります。この車両系建設機械には、「整地・運搬・積み込み用及び掘削用」「基礎工事用」「解体用」と、建機種類によって技能講習の種類とコースに分かれています。それぞれ技能講習(学科・実技で5~6日)が必要となります。
小型車両系建設機械運転者(3t未満)の資格取得は、ミニショベル等の運転が可能になります。この特別教育も技能講習と同様に種類とコースに分かれ、それぞれ(学科・実技で2~3日)資格取得可能です。公道走行には大型特殊免許が別途必要となります。建設現場で広く求められる資格です。
・締固め用機械運転者
締固め用機械運転者資格取得によって、ロードローラーやタイヤローラーを運転することが可能です。舗装工事や整地を行う際に必須の資格となります。特別教育(学科・実技)で取得ができます。
・学科
締固め用機械(ローラー)に関する知識(4時間)
締固め用機械(ローラー)の運転に必要な一般的事項に関する知識(1時間)
関係法令(1時間)
・実技
締固め用機械(ローラー)の運転方法(4時間)
3t未満の小型ローラーも対象です。なお、これらの時間数は保有資格・免許や経験実績で免除があります。公道走行には大型特殊免許が必要な場合もあります。道路工事の仕上げに不可欠な重機です。
・不整地運搬車運転者
不整地運搬車運転者資格取得によって、土木工事で活躍するアーティキュレートダンプトラックやクローラーキャリアを運転することが可能です。不整地運搬車は悪路での土砂運搬に使用されます。
最大積載量1t以上の不整地運搬車を運転する場合は技能講習が必要になります。学科11時間、実技24時間で取得できます。特別教育は最大積載量1t未満の場合に必要です。学科6時間、実技6時間で取得できます。
なお、これらの時間数は保有資格・免許や経験実績で免除があります。安全運転と荷物管理が重要で、公道走行には大型特殊免許が別途必要です。
・ショベルローダー等運転者
ショベルローダー等運転者資格取得によって、ホイールローダーやショベルローダーを運転することが可能です。資材運搬や積み込みに使用されます。
最大積載量1t以上のショベルローダー等を運転する場合は技能講習が必要になります。学科11時間、実技24時間で取得できます。特別教育は最大積載量1t未満の場合に必要です。学科12時間、実技6時間で取得できます。
なお、これらの時間数は保有資格・免許や経験実績で免除があります。安全確認が必須の操作・運転となります。公道走行には大型特殊免許が必要な場合もあります。建設現場や倉庫内作業で多用されています。
・高所作業車運転者
高所作業車運転者資格は、高所作業車の作業床の高さによって変わります。作業床高10m以上は技能講習が必要となり、10m未満では特別教育が必要となります。建築工事やメンテナンス作業で活躍しています。
技能講習は、学科11時間、実技6時間の受講で所得できます。特別教育では、学科6時間、実技2時間の受講が必要となります。墜落事故防止や安定確保が重要です。都市部での工事で高所作業車の需要は高くなっています。
・移動式クレーン運転士
移動式クレーン運転士資格は、吊上げ荷重5t以上の移動式クレーンを運転する場合に必要となる国家資格(免許)です。学科・実技試験を受験しなければなりません。5t未満は特別教育が必要となります。
特別教育には、学科9時間、実技4時間の受講が必要ですが、実際にこの特別教育を行っている認定の教育機関は少ないようです。移動式クレーンを運転する場合には、吊り上げ作業の安全管理が重要となります。公道走行には大型特殊免許が必要で、建設作業や港湾での荷役作業で高精度な作業を期待されています。
・フォークリフト運転者
フォークリフト運転者資格は、フォークリフト等の運転に必要です。最大荷重1t以上のフォークリフトやコンテナキャリア等の運転には技能講習、最大荷重1t未満のフォークリフトやコンテナキャリア等の運転には特別教育を受ける必要があります。技能講習は、学科11時間、実技24時間の受講で取得できます。
特別教育では、学科、実技共で12時間以上の受講が安全衛生特別教育規程で義務づけられています。荷物運搬や積み込みに広く使用されていて、安全確認と操作精度が重要になります。公道走行には普通免許が必要で、倉庫や工場で広く活躍しています。
・玉掛作業者
玉掛作業者資格は、クレーン作業に必須の資格です。吊上荷重1t以上のクレーン作業には玉掛け技能講習資格吊、吊上荷重1t未満のクレーン作業には玉掛け特別教育資格がそれぞれ必要になります。技能講習では学科12時間、実技7時間を受講します。特別教育には学科5時間、実技4時間の教育受講が必要です。
ロープやフックの選定、玉掛けと吊上げ方法の安全確認を学びます。クレーン作業の安全を支える建設現場や物流現場で必須の資格です。
・巻上げ機運転者
巻上げ機運転者資格は、ウインチや巻上げ機を操作する際に必要な資格です。ウインチや巻上げ機は、荷の吊り上げや移動に使用します。特別教育(2日、学科・実技)で取得できます。
教育科目は以下のとおりです。
・学科
巻上げ機に関する知識(3時間)
巻上げ機の運転に必要な一般的事項に関する知識(2時間)
関係法令(1時間)
・実技
巻上げ機の運転(3時間)
荷掛け及び合図(1時間)
工場などで使用されることの多い建機です。安全管理が重要になります。
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まとめ
重機・小型重機には、油圧ショベル、ブルドーザー、フォークリフトなどがあり、建築工事や土木工事で不可欠です。ミニショベルや小型ローダーは狭い現場や農作業の現場などに最適です。
コマツ、日立など日本メーカーが高品質で世界をリードしています。運転には車両系建設機械運転者やフォークリフト資格などが必要となります。安全と効率を両立するため、適切な機械と資格を選び、作業現場を支えましょう。
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トラックファイブは『豆知識』でこれからもさまざまな情報をお届けしていきます。
