日本通運 医薬品専用車両を独自開発

日本通運は11月18日、医薬品向け物流サービスの拡充策として専用トラック(車両)を独自開発した、と発表した。車両は国内の4カ所に開設する「医薬品センター」(東日本、西日本、富山、九州)に順次導入していく方針で、第一弾として今年10月末までに計52台を配備した。

専用車両の開発は、今後の法制化が見込まれる「日本版GDP(医薬品の適正な流通基準)」に対応するのが狙い。製品や原材料の種類によって異なる温度帯を設定できる空調システムを完備するほか、車両の位置や輸送状況、温度をリアルタイムに監視できる機能を持つ。また、防犯対策や品質保全のためのセキュリティシステムも搭載する。

日通グループでは中期経営計画で今後のターゲット業種の1つに医薬品産業を掲げている。国内4カ所の「医薬品センター」での庫内オペレーションと、専用車両での輸配送を組み合わせたGDP対応型の医薬品向け新物流サービスを2021年2月にスタートする計画だ。

日本通運が独自開発した医薬品専用トラック

出典)日本通運ホームページ

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