福山通運 広島〜福岡間でダブル連結トラックを運行

福山通運は3月6日、広島(福山主管支店、広島県福山市)〜福岡(福岡流通センター、福岡県福岡市)間で、「ダブル連結トラック」(全長25メートル)の運行を開始した、と発表した。同社では今後も同型トラックの運行対象路線を増やしていくことで、幹線輸送の効率化や、ドライバー人材不足の解消、環境負荷の軽減などを目指す。

「ダブル連結トラック」の最大積載量は23・7トン。大型トラック約2台分に相当する。国土交通省が実施した規制緩和によって、国内の主要一般道や高速道路での走行が可能になった。

福山通運では2017年に名古屋〜静岡間で「ダブル連結トラック」の運行をスタート。2019年からは栃木〜岩手間でも運行しており、同社にとって今回の広島〜福岡間での取り組みは3路線目となる。

同社には現在、「ダブル連結トラック」を運転できる(牽引免許保有者)ドライバーが1531人在籍しており、今後は対象路線や投入台数を増やしていく計画だという。

福通は「ダブル連結トラック」導入を加速する(写真は5日の出発式の様子)

出典)福山通運ホームページ

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