ハマキョウレックス　栄進急送とマルコ物流を子会社化

ハマキョウレックスは２月１８日、栄進急送とマルコ物流（両社ともに本社・兵庫県伊丹市、村上功社長）の発行済み株式をすべて取得して子会社化する、と発表した。兵庫県を中心に関西圏で物流拠点を展開し、主に食品の店舗配送サービスや庫内オペレーションサービスを提供している２社をグループ傘下に収めることで、同エリアでの輸配送ネットワークを拡充するとともに、食品３ＰＬ事業の強化につなげる。

栄進急送は１９８６年設立で、資本金は２４００万円。売上高は２０億３００万円、営業利益は２億２８００万円（２０２０年３月期）。日本アクセスや三菱食品といった食品卸や、スーパー、コンビニエンスストアなどから店舗ルート配送業務を、食品メーカーから一括物流センターへの納品（配送）業務を受託している。

マルコ物流は１９９９年設立で、資本金は３００万円。売上高は６億１３００万円、営業利益３５００万円（２０２０年９月期）。食品卸や小売りチェーンが運営する一括物流センターでの庫内作業請負業務を手掛けている。

ハマキョウレックスは２社の株式取得価額を開示していない。