ヤマトオートワークス　整備工場を新たに４カ所オープン

ヤマト運輸グループのヤマトオートワークスは８月７日、スピーディーな修理・点検作業などを実現する車両整備工場「スーパーワークス」を新たに４拠点竣工する、と発表した。同社が国内に展開する整備工場約７０カ所のうち、２９カ所を「スーパーワークス」にすることで、主力ユーザーであるトラック運送会社の車両稼働時間拡大や整備費削減などに貢献する。

今年４月に千葉県柏市に「スーパーワークス柏工場」をオープンしたのを皮切りに、９月には佐賀県鳥栖市「（スーパーワークス鳥栖工場）」に、１０月には愛媛県西条市（「スーパーワークス愛媛工場」）に、さらに２０２１年１２月には京都府八幡市（「スーパーワークス京都工場」）に新工場を立ち上げる。

今後稼働する各拠点はそれぞれ特徴のある機能を有しており、例えば、京都工場にはスーパーフルトレーラーを含むダブル連結トラックを、連結した状態で車両整備できる作業レーンを設置するほか、愛媛工場には車両の雨漏れをチェックするシャワーテストを実施できる設備を導入する計画だという。