軽油インタンク価格 10月は前月比6・6円値上がり

資源エネルギー庁は11月30日、軽油インタンク納入価格の調査結果を公表した。それによると、2021年10月の納入価格(1リットル当たり、軽油引取税含む)は、全国平均で119・9円と前月比6・6円の値上がりとなった。原産国である中東諸国の減産政策などの影響で、今年春以降、軽油価格は上昇基調で推移しており、大口需要家であるトラック運送各社は大幅なコスト負担増を強いられている。

エリア別では、北海道が121円の同7・7円アップと、最も大きい値上げ幅を記録した。次いで四国の116・2円、同7・2円増。他のエリアも軒並み6円台の値上がりとなった。

日本政府は11月下旬、石油の国家備蓄を初めて放出することを決定した。市場への供給量を一時的に増やして、軽油をはじめとする各種石油製品の価格高騰を抑制するのが目的。年末年始や年度末の輸送繁忙期を控えているトラック運送各社は、国家備蓄の放出による軽油価格の安定化に大きな期待を寄せている。

「金額だけ知りたい」という方もお気軽にトラックファイブにご連絡

トラック買取の無料査定はこちら

  • 豊富な実績

    買取12,000台/年

  • 最短即日から!

    高価買取

  • 日本全国無料!

    出張査定


関連記事一覧