セーフティローダーの特徴は?セルフローダーとの違いも解説

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4t(中型)セーフティローダーとは?

4t(中型)セーフティローダーの特徴

セーフティローダーの4t(中型)車は、車検証上では「車載専用車両」となります。

セーフティローダーは英語で表記すると、「Safety Loader」で安全に荷物を積み込む機械です。

公道を自走する事が出来ない建設車両、納車前の新車、走行不能な事故車などの車両を目的地まで輸送するトラックです。荷台を後方へスライドして傾かせて、その場で積み込みます。

外見はあおりが無い平ボディのように見えます。しかし、受け身で荷を輸送するだけでなく、備えつけられたウインチによって積荷である車両を、自ら積み込むこともできる車両積載車です。

4t車のセーフティローダーに対して定められた最大積載量は3t以上6.5t未満であり、自身の車両総重量から逆算した最大積載量内の車両を積載することができます。

 

寸法・高さ・積載量

4t(中型)セーフティローダーのサイズは、下記の通りで4t(中型)トラックの平ボディとほぼ同等です。

車両総重量:5t以上11t未満

最大積載量:3t以上6.5t未満

車両寸法:全長12m、幅2.5m、全高3.8m以下

 

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セルフローダーとセーフティローダーの違い

セルフローダー

セルフローダーも「車載専用車両」ですが、車両の積載方法が異なります。

また、産業車両運搬車として販売されています。

セルフローダーは荷台がスライドすることはないですが、フラットである荷台をキャビン後部のアウトリガーが伸びることにより車体全体を後部方向に傾けます。

このアウトリガーは通常のアウトリガーの2倍ほどある太いハイジャッキです。

重機やその他車両を積み込む時には、このハイジャッキを腕立て伏せのように最大に伸ばし切ってキャビンを持ち上げて車体全体を斜めにします。

傾斜角度はセーフティローダーの方が緩やかです。

また、荷台の最後部に歩み板を車輪幅やクローラー幅に合わせて敷きます。

これで車両の積み込みが可能になります。

 

セーフティローダー

セーフティローダーの場合、車体はそのままで荷台部分のみ傾斜・スライドします。斜めに降ろすことで荷台が地面に近くなり、車体に重機や車両が自走でのぼることが可能になります。

そして、重機や車両が載った荷台を引き上げるのです。

しかしながら、車両が載り込むために、荷台が降りてきた長さの分だけ広い場所が必要になります。

ちなみに、セーフティローダーはセルフローダーよりも安全に積載できることからこのように名がつけられました。

 

車載専用車とは

車載専用車とはキャリアカーとも呼ばれ、建設車両や自動車を積載するトラックです。

セルフローダーとセーフティローダーがその車載専用車です。

クローラーなどで公道を自走出来ない建設車両ばかりではなく、乗用車やレーシングカーの新車を輸送する時にも使用されるのが車載専用車です。

 

セーフティローダーの上物製造メーカー

花見台自動車

福島県いわき市に本社を置き、セフテーローダ(花見台自動車の商標)やトレーラーの製造・販売を行っている会社です。

花見自動車がセフテーローダーという形状のキャリアカーを開発しました。

自動車修理業としてスタートした同社は車両引き取りの業務改善として、、荷台スライド式ボディのトラックの開発を行い、セフテーローダを完成させ自家用として使用開始しました。

そのセフテーローダを目にした地元の建設機械リース会社の方の要望で、6t車のセフテーローダを製造・販売しました。

それを皮切りに、2t・4t車のセフテーローダの受注を請けはじめて、本格的にセフテーローダの製造・販売を開始しました。

現在では、高級車・スポーツカーなど低床車に対応するために、乗り上げ地の段差45mmという最も荷台を地面に近づけることができるセフテーローダを開発したセーフティローダー界のパイオニアです。

 

古河ユニック

古河ユニック株式会社は1961年に日本で初めて、トラック搭載型クレーンをトラック市場に送り込みました。

現在では古河の商標名である「ユニック」が積載型クレーンの代名詞とも言えるほど、古河のユニック車は広く親しまれています。

社名をユニック(UNIC)に変更した当時は、ブームを赤色にして「赤いクレーンのユニック」というキャッチコピーとともに、古河のユニック車は物流・建設業界、そして日本中で認知を広めました。

また、「ないものは自分たちの手で作る」を合言葉にする古河ユニックは、ユニックばかりではなくセーフティローダーの開発も行っています。

セーフティローダーにこの積載型クレーンを搭載し、事故車など不動車の搭載も可能にしています。

この古河のセーフティローダーは「ユニックキャリア」と呼ばれています。

 

タダノ

タダノは建設用クレーン、車両積載型クレーン、高所作業車などを製造・販売する世界最大手級の建設用クレーンメーカーです。

クレーンと環境づくりの株式会社タダノはあらゆる建設用クレーンを製造・販売し、それらで培った技術をもとにして独自のセーフティローダーを開発しています。

タダノのセーフティローダーである「スライドキャリヤ」や「スーパーセルフローダ」が、スーパーカーなどの高級乗用車や重機などの積み降ろしを安全に行い、さらに輸送の効率化も実現しています。

タダノはさまざまなメセナ活動(社会貢献の一つ)にも力を入れ、自社のクレーンを使ってチリのモアイ修復プロジェクトに参加、高松塚古墳の石室解体作業にも技術協力を行い、カンボジアのアンコール遺跡群の修復には自社製品を寄贈しています。

タダノは本業に力を入れながら、夢を忘れることのない会社です。

 

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セーフティローダーの装備

ウインチ

セーフティローダーには安全に、そして積み込む車両に負担をかけないようにいくつかの装備が備えられています。

自走できない車両を積載する時に活躍するウインチはその一つです。

ウインチとは、滑車やドラムなどでワイヤーを巻き取ることで、重量物の吊り上げ、吊り下げ、けん引、横引きなどをする機械のことです。

動力は電気のみならず、油圧もあります。

セーフティローダーに装備されるウインチは、キャブの真裏に装備されていて、自走出来ない車両を荷台に引き上げます。

撤去作業、車両や機械などの昇降、伐採した樹木の引き上げなど様々な用途で使用されています。

 

あゆみ板

<手掛けタイプ>

あゆみ桟橋とも呼ばれる「あゆみ板」は、セーフティローダーへの車両積込み時や降車時に使われる鋼製の板です。

また、建設現場の高所などに板を渡して、作業員が歩けるようにする板のことでもあります。

セーフティローダーは改良が進み、その性能は向上しているものの、地上と荷台上の間の幅をゼロにはできません。

そのために存在するのがあゆみ板です。

簡易で費用も高くないあゆみ板が「手掛けタイプ」です。

使用しない時には荷台に積込まれているか、もしくは荷台下部に設けられた収納専用BOXにしまわれています。

ドライバーの手で荷台後部と地面にかけ渡して、車輪幅に合わせて掛けることで、乗車しやすくする手掛けタイプのあゆみ板です。

 

<油圧タイプ>

「油圧タイプ」のあゆみ板は、重い手掛けタイプの「取付け・取外しの手間」という障害を取り除いてくれました。

車両の積込み・降車時には荷台の傾けとともに油圧の力で車体後部にある歩み板を倒して建機車両や自動車に負担無く積み込みができるようになります。

ドライバーはリモコンやラジコンのスイッチ操作のみです。

女性ドライバーでも楽に対応できるのが特徴です。

使用しない時には、荷台後部にアオリのように立てた状態になります。

 

まとめ

建機車両の中でもクローラー式の建機には不可欠な車載専用車がセーフティローダーです。

多少の衝撃ではびくともしない建機車両ですが、同じ車載専用車であるセルフローダーは乗り込みや降車時の勾配が大きく危険度はセーフティローダーより高くなります。

どちらも有能な車載専用車ですが、ケースバイケースで選択されることが望ましいいでしょう。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

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