4tユニックの寸法はどれくらい?主要メーカーの車種と併せて解説

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ユニック車とは

ユニック車とは?

ユニック車は平ボディのトラックにクレーンを搭載し、重量物の輸送を行うことが出来ます。

平ボディに搭載されたクレーンのブームは3段から7段まであり、近接への重量物の移動や荷台に積み込むことが出来ます。

そして一番の利点は1人で作業を行えることです。

重量物であるピアノや植木などの輸送ばかりではなく、一人で作業が可能な利点を活かしてユニック車は建設現場でも活躍しています。

建設現場への資機材の搬入ばかりか、重量物が多い建設現場内において、資材・物資の移動や小運搬を一人で作業することができるのです。

ただ、そのためにドライバーは玉掛け作業者の資格を持つことが必要となりますが、運転免許という資格に加え玉掛け作業者の資格を持てば、一人二役で作業をこなすことができます。

ユニック車の能力と二つの資格を持つドライバーによって効率良い作業が可能になります。

 

ユニック車とクレーン車は同じ?

ユニック車とクレーン車は同じものではありません。

クレーン車はクレーンを積んだ車両で、いわば車両型移動式クレーンです。

架台はクレーンにより吊り揚げる重量物の荷重に耐えることができるように強化されています。

そして運転席とクレーン操縦席は別になっています。

主用途は、荷の吊り上げと、車両自体の移動です。

それに対してユニック車はクレーン搭載型トラックです。

建設資材などを積載できるトラックのキャビンと架台の間にクレーンが装備されています。

そして操縦はユニック車のドライバーが一人で行うことが可能です。

建設資機材のストックヤードから建設現場に資機材を運び込むことも、建設現場内で資機材の小運搬を行うことも一人で作業できるのがユニック車です。

ユニック車の走行能力は普通のトラックと同じです。

クレーン車のように走行能力が落ち、建設現場までの移動に時間がかかることはありません。

 

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ユニック車の寸法

荷台

4tトラックにはサイズの種類がショートから超ロングまであります。長さは4メートル程度から倍の8.2メートル程度まで、幅は2.1メートル程度から2.3メートルほどです。

ユニック車の荷台寸法は一般の4tトラックとほぼ変わりません。

 

全長・全幅・高さ

4tトラックの車両寸法は下記の通りです。

全長  12.0m以内

全幅  2.5m以内

全高     3.8m以内

この車両寸法内にユニックも収まっていなければなりません。

 

積載量

4tトラックの最大積載量は6.5t未満です。

ユニックの装置だけで約1tありますから、積載量は最大積載量からマイナス1tを目安にしていただければよいでしょう。

 

総重量

4tトラックの車両総重量は7.5t以上11t未満です。

この重量に合わせてユニックが架装されています。

 

代表的な4tユニック車の寸法

フォワード(いすゞ)

日本で最古の自動車メーカーの「いすゞ自動車株式会社」通称『いすゞ』は、1916年(大正5年)の創業です。

いすゞのラインナップは小型トラックのエルフ、大型トラックのギガ、そして、中型トラックのフォワードです。

品質・信頼性が高い、長い実績を積み重ねてきたディーゼルエンジンを搭載し、騒音や環境に配慮しながらもパワフルで安定した性能を発揮できるトラックです。

 

フォワード4tユニック車の標準タイプ寸法です。

全長 7,960mm 全幅2,260mm 全高2,920mm

荷台寸法(内寸)5,130mm×2,150mm×400mm

最大積載量 2,550㎏

※参考値です。架装の仕様によってサイズは少し異なります。

 

ファイター(三菱ふそう)

三菱ふそうトラック・バス株式会社はダイムラー社傘下のトラックメーカーです。

ドライバーの安全と快適を追求した4tトラックファイターはパワーがあるエンジンにも定評があり、建設工事で使われるダンプカーにも数多く利用されています。

高度な予防安全システムを搭載、さらに『人を基本とした快適な走り』と『新次元の効率性・経済性を追求』したこのファイターは、4気筒エンジン搭載車と6気筒エンジン搭載車から選ぶことが出来る車種です。

 

ファイター4tユニック車の標準タイプ寸法です。

全長 7,690mm 全幅2,240mm 全高3,010mm

荷台寸法(内寸)5,040mm×2,110mm×390mm

最大積載量 2,950㎏

※参考値です。架装の仕様によってサイズは少し異なります。

 

アトラス(日産)

歴史ある日産自動車のアトラスは小型及び中型トラックでドライバーの快適性を追求した乗り心地のよい車両です。

アトラスの車名の由来は、「地球を双肩に担ぐ大力無双の巨人」ギリシャ神話のアトラスから来ています。

 

アトラス4tユニック車の標準タイプ寸法です。

全長 8,135mm 全幅2,240mm 全高2,940mm

荷台寸法(内寸)5,500mm×2,140mm×400mm

最大積載量 2,950㎏

※参考値です。架装の仕様によってサイズは少し異なります。

 

レンジャー(日野)

トヨタグループ傘下であり、日本のトラック・バス業界最大手のメーカーです。

長い歴史を持っているレンジャーは性能・品質の高さに定評があり故障が少なく安定走行出来ると、日野自動車の技術力は高く評価されています。

『もっとはたらくトラック・バス』『豊かで住みよい持続可能社会』という基本理念に基づき、隊列走行・ロードトレインによる高効率な大量輸送に向けて国内をリードし、トラックメーカー業界最大手としての大型自動車開発の技術力の高さで次世代へ向けて貢献しています。

 

レンジャー4tユニック車の標準タイプ寸法です。

全長 8,140mm 全幅2,260mm 全高3,040mm

荷台寸法(内寸)5,400mm×2,100mm×400mm

最大積載量 2,400㎏

※参考値です。架装の仕様によってサイズは少し異なります。

 

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ユニック車のメーカー

古河ユニック

1961年、古河ユニックが開発した油圧式トラック架装用クレーンである、通称「ユニック」はトラック業界に大きな影響を与えました。

古河ユニックのクレーンは赤色です。

古河ユニックは「赤いクレーンのユニック」でトラック積載型クレーンの第一人者として業界を牽引して走っています。

現在では日本国内のみならず、古河のユニックは世界中で愛用されるトラック積載型クレーンとなっています。

「ユニック」の由来はユニバーサルとクレーンをあわせて作られたものであり、当初の理想通りにユニックは成長しました。

 

タダノ

タダノはトラック積載型クレーンのみならず、建設用クレーン、高所作業車などを製造販売する世界で最大手級のクレーンメーカーです。

タダノのトラック積載型クレーンの名称は、古河ユニックの「ユニック」に対して「カーゴクレーン」です。

古河ユニックの「赤いクレーンのユニック」に対してタダノは「青いカーゴクレーン」です。

タダノはメセナ活動(企業が資金提供して文化・芸術活動を支援すること)に積極的です。

イースター島のモアイ像修復プロジェクト、カンボジアのアンコールワット遺跡群修復、高松塚古墳石室解体作業などに携わっています。

 

まとめ

平ボディやダンプなどに架装して使用するユニックです。

ユニック車の架装は、さまざまなトラックサイズのなかで4tトラックが一番多いです。

4tトラックは小回りが利くサイズのトラックであり、一人で揚重作業も可能な大きさであるからです。

営利を追求しなければならないトラック事業主にとっては初期投資も維持費用も優しく、さまざまな意味合いで使いやすい4tユニックであるということでしょう。

今回の『豆知識』では4tユニックを紹介させていただきました。

 

トラックファイブは『豆知識』でこれからも皆様にさまざまな情報をお届けします。

【参考】クレーントラックの買取相場・実績はこちら

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