コロナとともに生きる 中編

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コロナを乗り越える

当トラックファイブの生きる『トラック買取業界』の現状ですが、新型コロナウイルスによる世界中でのロックダウンのため、今まで海外に輸出していた「貿易向け車両」の相場が軒並み下落しました。中古車販売先の国々が機能不全に陥り、供給市場がダブついてしまったことをご想像いただくのは容易なことだと思います。大変な状況です。

しかし、いつまでも続くわけにいかない中古車販売先の新興国の現状があります。開発途上真っ最中の新興国に待ったは無いのです。日本の50年以上前と同じです。各新興国は我々の日本が第二次世界大戦で敗戦を迎え国を挙げて復興に向かったあの頃と同じ状態です。そしてそのスピードは加速され、私たちの先輩方が経験したあの当時のスピードの比ではありません。いつまでもコロナを理由に足踏みをしているわけにはいかないのです。ですから海外向けの中古車市場は徐々に回復に向かっています。

それよりも大変なのは先進国と言われている開発途上を乗り切ってきた我々です。成熟した国々の経済や社会生活は正常に回復したとしても完全に元に戻ることはないでしょう。先進国ならではの『ゆとり』に頼って生まれてきた産物が多かったからです。今回のコロナは多くの企業にある意味本当に必要なものを見詰め直させました。この先を見据えて余計なものは削ぎ去り、強い会社を作っていかなければなりません。端的な例で言えばテレワークです。パソコン1台を自宅に持ち込めばこれまでの業務と大差なく会社が運営出来るならば経費を抑えて内部留保に向かうのも経営としての一つの方法でしょう。有事を前提とした強い会社作りということにつながるでしょう。

少し脱線しますが『有事を前提とした強い会社作り』にはまず敵となる有事を考えてみたいです。

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コロナ以外の有事

感染症の歴史は人間の歴史とともにあります。そもそも感染症とは、環境中の大気、土壌、水、動物に存在する病原性の微生物や寄生虫が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患です。紀元前から人間を悩ませてきた『天然痘』が根絶されたのは1980年です。そして『天然痘』が、人類が根絶した唯一の感染症です。ヨーロッパで「黒死病」と呼ばれたペストは14世紀当時のヨーロッパ人口の1/4から1/3の2,500万人も亡くなっています。

1918年にはスペインかぜが大流行して当時の世界人口18億人のうち4000万人以上が亡くなっています。

1981年のエイズ(後天性免疫不全症候群、HIV)は20年間で6,500万人感染し、2,500万人が亡くなっています。

そして怖いのは新たに発生した感染症であるエイズのような『新興感染症』ばかりではなく、『再興感染症』です。これは最近流行している結核のように過去に流行した感染症で一時は発生数が減少したものの再び出現した感染症を言います。

発生数を減少させた抗生物質に対抗する耐性を備えたウイルスですから、たちが悪いです。そして、近年非常に身近になってしまった自然災害です。

1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、ほぼ毎年大小さまざまな地震が常態化して私たちもその対応に慣れてしまいそうな昨今です。巨大台風、大雨にしても同じです。その原因は私たちが作ってしまった異常気象なのかも知れません。

まだまだ未知の感染症の出現、そのこれからの危険性はビル・ゲイツをはじめとする多くの知識人も警鐘を鳴らしています。巨大台風、大雨は交通網を遮断して、運送業・建設業にも多大の影響も与えますが、度を越えた巨大台風、大雨は被災地での災害復旧で運送業・建設業に活躍の場を与えます。

 

コロナに打ち勝つ企業

『有事を前提とした強い会社』となるためには、まずは社内の意識改革をして全社員が『一枚岩』になって有事に備えるのが理想ではあります。全社員が経営者の意識を持ち、いざとなれば同じ方向を向いて会社を引っ張っていけば、どんな有事にも意識的には負けることはないでしょう。コロナにはいずれワクチンや治療薬が出来ればインフルエンザのような存在になっていくことでしょう。しかし、現在世界で毎年400万人もの命を奪っている『再興感染症』としての結核のように『新・新型コロナウイルス』となって再登場する可能性もあります。そして毎年日本のどこかに必ず来る巨大台風や大雨による災害への対応です。

災害復旧で他所への応援に行くことは業務としても企業人としても大切な不可欠なことでしょう。まずは自社と社員と社員の家族を守ることを一番にしてあらゆる『有事』を想定して準備することでしょう。『寄らば大樹の陰』も大切な考え方です。理不尽な現在を乗り切るためにも、今後不可測な有事に備えるためにも国や地方自治体の助成金、補助金には手を挙げ、各トラック協会や建設業協会からの情報はもらさず入手してください。国の指導の下、物流業界では自動運転や電気トラックの導入が加速していくでしょう。建設業界ではGPSでの測量、重機の遠隔操作は1993年雲仙普賢岳の土石流の後処理から行われています。さらにAIが加わり建設業の無人化、自動化は進むでしょう。

長い歴史の中で培ってきた運送業・建設業のポテンシャルは実はかなり高いのです。『有事』とともに翻弄される発注サイドの動き方に注視し今後進み行くAIをしっかり味方に付けていくことがコロナやそればかりではない『有事』に打ち勝っていく企業を作っていくことになっていくことでしょう。

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